新聞に移動式オービスが配備されたと写真入りで載っていた。
背の高さぐらいの骨組みの上に載ったこの移動式オービスを見て、何処かで見たように思った。
そうだ、いきなりステーキの跡地にパトカーが停まり、その近くで何か骨組みを組む練習をしていたのを見たのだった。
あれが確かこんな形だったように思う。
あの時は事故現場の距離を測定しているのかと思ったけれど、この実験をしていたのだ、きっと。
覆面パトカーを2回も追い越したことがある私。
一回は車線を譲られてその気になって追い越したら捕まった。
下り坂の下りきったアクセルを踏まなくてもスピードが出る所で待ち構えていたレーダーにやられたこともある。
そこは私の父も捕まった場所なのに、親子二代が餌食になった。
買物のために国道を走っていたら車の流れがいつもより緩やかだ。
最近は私も燃費優先で、あまりアクセルを踏み込まないのでイライラしない。
流れの中で何気なく歩道の上を見たら・・・・・アレッ❔
新聞で見たばかりの移動式オービスに似ている。色が真っ黒に変わっていたけれど。
帰りには、走りながらジックリと機械を観察。周りに警察官の姿は無いが多分近くの車の中にでも潜んで装置を監視しているのだろう。
装置の1メートル程前の地上に近い場所には、違反者を写すカメラらしきもの。
これはヤバイわ。絶対に分からない。どんどん捕まるに違いない。
私は対向車にパッシングで何度も「やっているぞ」と注意を促した。
トラックの運転手は「アリガトー」と手を振る。
横道からヒュン出てきた高級外車にはパッシングしなかった。
格好良く飛ばしてバチヤッと記念写真を撮られたら、さらに格好良く見えるに違いない。