北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

クセになるかも

2021-09-17 15:23:20 | 日記
ヒンヤリとした空気に変わった。
夏はもう終わりだ。
公園の噴水も、いつの間にか栓を閉じて冬眠の準備。

誕生日にルンバとスリスリからプレゼントされた半袖シャツ2枚は、絵画のように飾られたままで季節を終え、来年の出番待ちで居場所を探している。

箪笥に仕舞おうと思ったが、隙間が無いのだ。

その時、誰かが教えてくれたのを思い出した。
「新しい服を買ったら、同じ枚数だけ捨てなさい」と云う言葉を。

それで、あまり着た記憶の無い服を選別することにした。
2着選べば良いのだけれど、調子に乗って次々に選んだ半袖13着。
一度気合いが入ると躊躇はしない。

隙間は充分に出来たのだけれど、この選んだ13着をどうしよう・・・・・。
綺麗に畳んで、一度は燃えるゴミの袋に詰めたのだけれど、「リサイクルショップへ売ったら?」と云うルンバ。

本は売ったことがあるけれどガソリン代にもならなかった。

でも、使えるモノを捨てる罪悪感に負けて10キロ程離れたショップへ売り行ってみたら、僅か10分ほどで1090円を手にすることができた。



本を売るよりも金になりそう。それに想像していた以上に気持ちがスッキリすることに気が付いた。

家には、冬物の衣類や全く使っていない電気製品もある。
下戸なのに、プレゼントされたワインとかも。



これはクセになるかも知れない。

あと、何が売れるかなぁ・・・・・
見上げた視線の先にルンバがいた。

誤解されないように付け加えるがルンバが目に入ったと云うだけで、売るとは云っていない。
まぁ、買ってはくれないだろうけれど・・・・・

それに彼女が家にいないと静かになりすぎる。
寂しさには耐えられそうにないから。

鬼滅の刃は何処にある

2021-09-15 20:36:19 | 日記
今日、ルンバが運転免許証の更新に行くと云う。

運転免許試験場までは3キロ程なので頑張れば徒歩圏内だ。
体調の良い日には、私も試験場までウォーキングすることがある。

ルンバは自分で運転して行くと気合いを入れた。

実は彼女は、長い間ペーパードライバーだった。

その原因は私にある。

丁度免許証を手にした時に次々と出産したからだ。まるでワンコのように。

つまり当時、二人は仲良しで毎日イチャイチャしていたのだ。今では考えられないことだけれど。

ペーパードライバーの彼女は免許更新の度、恥ずかしそうに自転車で試験場へ行っていた。

何故ペーパードライバーだった彼女が運転出来るようになったかと云うと、責任を感じた私が車の少ない郊外の道や試験場のコースを借りて運転を教習したから。



私は自動車学校の教官並に、いや、もしかしたらそれ以上に優しく丁寧で教え方が上手いと思っている。

彼女は今もバックに自信が無いと云うが、きちんと家の前に車を入れる技術は持っている。ただ自信が無いと思い込んでいるだけだ。

でも私も含めて老いると目に自信が無くなる。反射神経も低下しているだろう。
しかし、女性にとって重要なのは免許証に貼られる写真だ。

「少しでも早く更新に行かないと、写真のシワが増えるぞ」と云った途端、突然更新に行くと云いだした。



写真を撮るとき、椅子に座ったとたんパシャッと撮られるから、座る前から目を大きく開けておいた方が良いと数ヶ月前に更新を終えた私のアドバイス。

私の免許証の写真は驚く程ヒドイ。

新コロナの時代だから、滞在時間を少なくするためにチャッチャッと作業を進めているのだ。

多分、今日手にする彼女の免許証の写真は、目を見開いていることだろう。
怖いぐらいに(笑)



で、結局どうなったかと云うと・・・・・
試験場で、「まだアナタの更新期日には1週間以上早い」と云われて門前払い。
鬼になって帰ってきた。

「一週間ぐらい早くたって良いじゃないか」と云うのが彼女の言い分だ。
「でもね、法律というモノがあるんだから」と説得する私に、鬼の刃が向けられた。

悟りの入口

2021-09-14 20:19:53 | ウォーキング
図書館分館へ本を返却し、また同数の5冊を借りた。
最近ハマっているのは太田紫織、原田マハ、知念実希人。

分館裏に広がっている公園の噴水は夏の終わりを告げるように役目を終えていた。

テレビでは家庭用除雪機のCMが流れ始めている。



せっかく外に出たのだからと、借りた本を車に置いてウォーク開始。
仁々志別川沿いを歩く内に調子が出てきた。



橋を渡って今度は川の北側にある自転車道を戻る。



途中にある無料Pには、何と宮崎ナンバーの車がオヤスミ中。

前回はギュッと部分の筋肉を締めて必死に歩いた道を、余計な心配も無く一つ遠い橋まで歩いて渡り出発地点へ向かう。



車が置いてある公園横のPには10人程の小学生が自転車の前輪を中心に向けて輪を作り会議中。



男の子は3人程で口を挟むこと無く聞き役。女の子達がリーダーシップを取って大きな声で何事かを決めている。

既に男の子達は悟りの入口にいるようで寡黙。
口では勝てないことを知っているのだ。



そう、逆らってはイケナイ。
耐えるんだよ、これからの長い人生を。

凄かったんだから

2021-09-13 20:07:32 | 日記
「お母さん、あのね・・・・・。今、凄いのが出た。」と報告する私。
まるで釣り上げた魚の大きさを示すように、両手で「この位はあった」と自慢する。

当然、途中に切れ目などない見事な一本モノだ。
カメラを持って入れば良かったと思うが、毎回誇示できるモノが出るとは限らない。

この点は窯で陶磁器を焼く感覚に似ているかも知れない。

大部分は駄作で、時として作者が思ってもみなかった傑作が出来上がるようなものだ。



カメラを持って入らなくても流さずそのままにしておいて、一度カメラを取りに出ると云う方法もあるのに、つい癖で流してしまうのが反省点だ。

次回を期待して、メジャーを置いておこうかと思った。



そのアイデアをルンバに告げたのだけれど目を三角にして拒否された。

でも、よく考えたらメジャーで測るためには一度取り出して紙の上に載せ、真っ直ぐに延ばさなければならない。



いくら自分のモノとはいえ手で掴んで持ち上げるのは、ちょっとねぇ。

だから悔しいけれどメジャーを持ち込むのは諦めた。
アイデアだけは良かったんだけれどなぁ・・・・・

売れたら良いね

2021-09-11 17:34:10 | 日記
いつもお世話になっているテルテル所長から車を貸して欲しいとの連絡が入った。
「お客様」が店頭に置いていない私のランクの車を実際に見てみたいらしい。

同じ車種でもランクがある。
排気量が違ったり、2駆と4駆があったりと様々だ。

メーカーはヘッドマークの色を変え、ホイールや外観を少しだけ変化させることで、ひと目でランクが見分けられるようにしてある。



私の車の場合は、一目瞭然なのが前から見た姿。
つまり顔が違うのだ。
少しだけスポーティ・・・・・かも。



色は白にしようかと思ったのだけれど、スリスリが特別色の方が良いと言張って差額分の5万円を出して貰ってパールホワイトを選んだ。
今は白を選ばなくて良かったと思っている。



網走へ長距離を走ったのは、「お客様」の指定日に合わせて表示される燃費を上げておくためでもあった。
頑張った甲斐があって、29.7キロ/リットルの表示。
満タンにしたら函館まで走って苫小牧まで戻っても未だ余裕で走れる数値だ。

指定日に洗車し、少し早めにテルテルの営業所へ車を運転していった。

私は「お客様」と顔を合わせないように近くの書店でウロウロし、本を3冊も買ってしまった。

さて「お客様」は買う気になったのだろうか。
その後のことは、未だ聞いていない。