心斎橋大丸最終日、18時閉場。バタバタと片付けて、何とか19時にはデパートの外に出た。慌てて地下鉄に乗り込んだ。この日は、親友恵分さんが居る京都まで行かなくてはならない。梅田で乗り換え、河原町で乗り換え、出町柳で乗り換え、やっと終点「一乗寺」に着いたのが21時過ぎであった。
恵文さんは一乗寺で「焼肉いちなん」というお店を経営している。この日は、どうゆう訳か?満席のお客様で私とゆっくり話している暇は無い。恵分さんが「高江さん、取り合えず銭湯でも行ってきて!」と言う。タオルと石鹸を借りて、近くの銭湯に。この銭湯がまたレトロな小さな銭湯である。今流行の「スーパー銭湯」とか「スパ何々」の類ではない。古くからの由緒正しい地元の人だけが行く様な銭湯だ。2週間振りに、熱い湯船に浸かり、体中で呼吸をする。「幸せだなー!」(2週間の出張中、毎日ホテルの風呂に入っているが、ゆったりと大きなお風呂で寛ぐという感じには中々なれないのだ。)
銭湯から戻り、温まった体に冷えた生ビールを流し込む。「美味しい!」お店の混雑が収まるまで、一人で生ビールとつまみは「いちなん」特性のキムチ、レバ刺し、蒸し鶏、ソーセージ、ナムルなどである。どれを食べても美味しい。
しばらくしたら、恵文さんの娘「楓子」がやって来た。このしっかり者のお嬢さん。(昨年のミラノに通訳のボランティアをして貰った娘である。http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20071129
ミラノから帰った翌日には、アルバイトに出ていたという元気者である。
この日は私の後から、まだ2グループのお客様が入り、とても、恵文さんと話す時間はなさそうであったので、焼肉を頂いて、恒例の「いちなん」3階にある、私だけが使っている「ホテルいちなん」に布団を敷いて貰い、お先に休まさせて頂いた。 「お休みー!」
此処が私の専用寝場所、3階のホールの大型スクリーンの前で寝るのだ。