広島に来ている時は、あまり、雨に降られたという記憶が無い。昨年は大型台風が来て、三越も時間短縮をした覚えがあるが、梅雨時期の様なジトジトした雨の印象は無い。65年前に原爆が広島に落とされた時も、天候の悪かった大阪、名古屋で無く、天気だった広島に落とされたと聞く。
強い日差しと真っ青な空。少し汗をかきながら歩くのは気持ちが良い。広島には川があるのだが、他の都市の様に散歩したり、ジョギングをしている人が少ない。少ないというよりほとんどいない。どうしてか?と考えていると、原因が判った。広島の河岸は低いのだ。その為、橋があるごとに緑地帯が切れてしまう。続けて歩こうと思うと、少し迂回して信号を渡り、また戻ってこなくてはならない。これでは、ゆっくり散歩しようという気にならないのだろう。東京、大阪では水面から橋までの高さがあるので、橋の下と潜って緑地帯が続く、その為、数キロに渡って散歩やジョギングを楽しむ事が出来る。
市内に比治山公園があり、小高い丘に「放射線研究所」、「広島現代美術館」「まんが博物館」と憩いの場所になっている。この写真は「ムーアの門」。屋外にも、彫刻があちらこちらに置かれている。
いたる所に「猫に餌を与えないで下さい!」と看板が立っているが、途中ですれ違ったお婆ちゃんはシルバーカーに猫の餌を一杯積んで、配っているようだった。あちらこちらに野良猫が本当に多い公園である。市当局と猫婆さんとの静かなる戦いである。
広島といえばお好み焼き、「お多福ソース」の看板が至る所にある。今日は三越に出勤するまで、何軒お好み焼き屋さんがあるのか?数えてみよう。