昨日から新宿伊勢丹での「大九州展」が始まった。お陰様で初日は順調な滑り出し、終日お客様が途切れる事は無く、会場も賑わっている。伊勢丹の回りのビルもどんどん建替えの工事が進み、明治通り沿いにあったピカデリーも靖国通りに新しく生まれ変わっている。伊勢丹の前のビルも現在取り壊し再建中、6月に開通した「東京メトロ副都心線」に伴って、どんどん街も変わっている。
今年、特に気になったのは、担当者が商品の値札や表示に非常に神経質になっている。今年も産地偽装や食品であれば、賞味期限の書き換えなど、消費者が疑心暗鬼になっている、それを受けて小さな文字一つまで細かくチェックが入る。我々、真っ当に国産手作りしている者にとっては、少し煩わしい面もあるのだが、偽装や誇大表示をする業者がいるのも現実である。一度、徹底的にインチキな怪しい業者は締め出して貰いたい。
竹の業界でも平気な顔で中国製品を自社製品として売っている業者が多数いる。そういう業者を判っていて出店させているデパートもいる現実。もう、好い加減、フェアーな安心して買い物をして頂ける売り場にしなければ明日は無いね。何度も書いているが、中国製品が悪いわけでは無い、今我々が使っている家電製品の中身などはほとんど海外で作っているし、衣料品なども海外生産しているものが多いのだから、安く作らせる企業努力は当然必要であるし、価格競争しなければならない職種の物も沢山あるのだ。
悪いのは、中国製品を国産品と偽って高く販売し儲けてやろうと言うサモシイ気持ちが悪いのだ。特に、工芸品の様な物にまで中国製品を持ち込むこと自体、信頼を失い、益々販路を無くしていく事になる。目先の利益に目がくらみ、自分で自分の首を絞めている様なものだ。頼みますよ!