高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

みんなに助けられて

2009年03月13日 07時20分10秒 | 職人仲間

昨日、東京の手作り革靴の杉浦君から電話が入った。正月に日本橋三越に持っていった「竹と革を合わせた財布」など、革を使った新しい作品群を見て、革を扱う職人としていろいろアドバイスしてくれた。アドバイスだけでなく、具体的な提案までしてくれた。

私は日本の竹の性質は世界的に見ても、最上級に位置すると思っている。この革と合わせた製品群は、何時か必ず世界の市場へ広がって行くと信じている。それには、もっと革のことを知り、作品として磨き上げていかなくてはならない。

来週から横浜高島屋へ出張で出かける前に、一日早く東京入りして、杉浦君に革屋さんや、革職人さんの所へ連れて行って頂く事になった。一日、時間を使って付き合って下さる。本当にありがたい事だ。

杉浦君は、大学を卒業後、地元の信用金庫に就職。信用金庫時代に様々な中小企業の経営を見てきている。物事を客観的に分析し、今何を優先的に遣るべきか?冷静に判断できる。その事は杉浦君にとって、大きな財産となっている。現在は家業の靴屋さんを、お父さん・お兄さんと一緒にやり、新しい販路作りや製品開発をしている。

http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20080705

真面目で明るい性格から、いろんな人に可愛いがられている。いつも、日本橋三越で勉強会を開く、メインメンバーである。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする