高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

横浜高島屋 初日

2009年03月19日 05時32分37秒 | 出張

いよいよ横浜高島屋での「九州展」が始まった。前日の準備日に他の業者さんから最近の状況を聞くと、誰に聞いても「厳しい!」「昨年の半分だ」など、景気の良い事を言う人は一人もいない。

しかし、初日はたくさんのお客様が入り、上々の滑り出しである。私の所にもリピーターの方たちや新規のお客様で実演している暇が無いほどレジに走っていた。

そんな中、福島県からわざわざ新幹線に乗って買いに来てくださったお客様がいた。このお客様は8年ほど前に全国放送された、「人生の楽園」に私が出ていた時の事を覚えており、娘さんにインターネットで探してもらったそうだ。たまたま、横浜在住の娘さんが、私のホームページに辿り着き、今回の高島屋出店を知ったそうだ。それを聞いたお母様がわざわざ、買いに来てくださった。「あなたとはご縁があるのね!」と喜んでくださり楽しく買い物をしてくださった。

名入れ箸を遣り出して3年、お箸にもファンが増えてきた。昨年買って頂いた方が「来るのを待っていました!」と。どんなに良い商品でも、「畑に種を蒔いて、水をやり、手入れをしながら育つまで待たなくては為らない」、これと一緒で、このお箸も、お披露目をして、使っていただき、その良さを知って頂き、口コミでだんだん広がってきた。お箸を目当てのリピーターさんも増えてきたのだ。

何といっても、売り場に賑わいがあるのは本当にありがたいことである。

「今年はどうなるのであろうか?」と心配しながら、始まった催事だが、初日のふたを開けてみれば、上々の滑り出しであった。ありがとうございます。

竹工房オンセ

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