岐阜市内の安田屋家具店で行われる、展示会の為、岐阜市にやって来ました。
岐阜には、小さい頃からいろいろな思い出がある。
小学校の頃は、ボーイスカウトに入っていた。(小学校生はカブスカウトという)
野外活動が多く、キャンプに行ったり、ロングウォーキングをしたりする。
そう云った野外活動の一つに、目印を探しながらの追跡ハイクというものがある。
道路に、石を並べて行く方向を支持したり、木の枝で作られたマークを探したり、ボーイスカウトなりの、暗号・記号を読み解きながら、ゴールを目指すウォーキングだ。
追跡ハイクが岐阜市内の金華山のふもとで行われたことが有る。
当時私は、5人くらいの班長をしていたので、班のメンバーを叱咤激励しながら、サインを探していた。一度見逃してしまうと、既定のルートから外れてしまうので、何処まで行っても、次のサインは出てこない。
あまり、サインが無い時は、「道に迷って物」と判断して、最後に見つけたサインまで戻らなければならない。
その判断は班長であるリーダーに掛かってくる。
ゴールするまでの、時間を競うので、何時までも迷ってばかりいる事は出来ない。
しかし、この金華山で行われた追跡ハイクでは、十数キロ歩いたあげく、迷ってしまい大騒ぎになったことが有った。
これも今では良い思い出だ。
大学時代、付きあっていた彼女が岐阜の子であった。目鼻立ちのはっきりした、はきはきした活発な娘であった。私は彼女と居る時間が、楽しくて楽しくて夢中になっていた。
名古屋市内でデートをして、学生のくせに一人前にパブでお酒を飲んだり、ディスコで踊ったり、最高の時間を過ごしていた。10時ころまでデートして、電車に乗って彼女の家まで送ってくる、なかなか別れ辛くて、彼女の家の側で別れのひと時を惜しんでいた。
後ろ髪を引かれる思いで、やっと帰ることになる。
岐阜発の最終電車に乗り、一人電車で帰っていくのだが、電車に乗ったころには、それまで飲んでいたお酒が回って、すっかりいい気分で寝入ってしまった。
「お客さん、終点ですよ」と云う、車掌の声に起こされる。
気が付いてみると、名古屋は当の昔に過ぎ去って、終点の鳴海まで来てしまった。
折り返しの電車に乗るにも、もう電車は無い・・・・・・
ポケットの中を見ると、殆どお金が無い。歩いて帰るにはちょっと距離がありすぎる。鳴海から私の家まで15キロくらいあるだろうか?
「あ~、如何しよう」と、困り果てて座り込んでいると、通りすがりの奇特なおじさんが、パチンコで勝ったからと、2000円恵んでくれた。
こんな事があるのか?と、天に感謝した。
続いて、、「2000円で行けるところまで行ってください!」と、タクシーに乗りこんだ。、走っているうちに、事情を話したら、今度は運転手さんが、2000円の所でメーターを下し、其処から先はサービスで送ってくれたのだ。
何とも、いろんな人の好意に助けられた事か?
これも、岐阜の良い思い出だ。
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