昨年の「後継者育成事業」で教えた、生徒たちもこの春には、学校を卒業して、一人の経営者?職人?として、スタートしている。
昨日は、その中の生徒から「ヒゴを染色させてください!」電話があった。
朝一番でやって来た、凸凹コンビのひとみと三ちゃん。
ホテルのスイートルームに飾る装飾パネルを制作している様だ。
染色釜に火を入れる事から教える。
火を焚くなどと云う事に慣れていないので、もっと燃えろ、もっと燃えろと、薪をくべ過ぎる。沢山薪を入れすぎると、空気が入らなく為ってしまい燃えなくなる。
其処の所の理屈が判らないので、早く火をおこそうと、次から次へと燃えるものを入れすぎるのだ・・・・・・
火をおこす時は、下の方になるべく太い薪を入れ、隙間を作ったやることが肝心なのだ。空気(酸素)が入っていく隙間を作らないの燃えないのだ。
1時間半ほどして、漸く染色液も湧き上がり、染色に掛かる。
ヒゴの長さがバラバラなので、窯のあちらこちらから、ヒゴが外に飛び出している。
二人がかりで、一生懸命抑え込み染色している。
見ていると、活劇映画を見ているようで可笑しい!
無事、赤色に染色が出来ました。
学校を出たで、作品を作る事と、仕事を取ってくることの難しさを痛感している様だ。
昔の職人は、作品を作る事だけに集中して居れば良かったが、今はそうはいかない!
作る事と同じくらい、売ることも出来なくてはならないのだから・・・・・・
頑張れ、竹ガール!
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