私は手タレ?
1年半ほど前に、出版社から電話があった。
ひょっとしたら、「ジゴロの心得」を読んで、出版しない<wbr></wbr>か?と云う電話かと思ったが、残念ながら、1年半前には<wbr></wbr>、まだ「ジゴロの心得」はスタートしていなかった。
「何か?」と思いながら、話を聞いてみると・・・
学校の教科書を出す出版社で、「来年の教科書に出させて<wbr></wbr>欲しい!」と、言うでは無いか。
「えっ、私が教科書に・・・・・」
「はい、是非」
「そうですか、私も長年やって来ましたが、遂に、坂本竜<wbr></wbr>馬や高杉晋作、福沢諭吉などと、肩を並べるのですか?」
「あぁ、いえ、歴史の教科書では無いんで・・・・・」
「あっそう、それはそうですな、私はまだ生きているし。<wbr></wbr>。。」
「美術の教科書で、竹工芸を紹介したいのです。」と言う<wbr></wbr>、
その後、何度か資料や写真を送ったりのやり取りがあった<wbr></wbr>。
親兄弟、親戚、友人や、学生時代の恩師などに、来年の中<wbr></wbr>学校の教科書に載ることを風潮してしまった。
「まぁ、6ページ・8ぺージの特集にはならないと思うが<wbr></wbr>、せめて2ページくらいの大きさにはなるんじゃないかな<wbr></wbr>?」なんて、
中学の同級生達に言わせると
「あの、悪がきだった高江がなぁ???教科書に載るなん<wbr></wbr>て?」
「小さい頃に腕白な方が、大きくなって面白い事をするん<wbr></wbr>だな!」などと、不思議がる。
先日、その教科書が送られてきた。
期待を胸に、何処に載っているのだろうと、ページをめく<wbr></wbr>る、
なかなか見つからない、
私の送った、「真剣な眼差しで、一心に籠を編んでいる写<wbr></wbr>真が無い。オカシイな?」
?????
遂に見つけた。
「たった、これだけ!」
私は手タレ?
「日本各地の伝統工芸品」と云うページで、私の手だけが<wbr></wbr>写っていた。。。。