正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

オメガの手巻きとアルピナ手巻きをもう一度

2009年11月14日 | 時計修理
昨日は閉店後少しだけ残って修理して帰りました。
少し前に修理した時計2点です。修理後暫くはテンプも調子よく振ってくれていたのですが急に精度が悪くなってテンプの振りも悪くなった2点です。
原因究明でもう一度ばらしてみました。
最初はオメガ。
婦人物の機械です。アンクルの形状が変っています。
「これが!」っていう原因はわかりませんでしたが、テンプの受け石が小さく油の量が多すぎたため油がこぼれてしまっていたのかもしれません。
組み上げて測定器にかけると結構良く振っています。暫くまた様子を見ようと思います。


 アルピナ婦人用の手巻き時計です。この時計はテンプの受け石も大きく油が漏れていたなんてことは無いと思い点検しながら分解しました。
これまた「ここか!という場所もなく点検しながら注油していくと組みあがた段階では順調に動いています。

今朝も今も順調に動いています。

今日は子供達の演奏会が学校であり、11時半ごろの出勤なってしまいました。

気合入れて修理残業頑張ります。