正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ヴァンクリフとインター婦人物、ウォルサム懐中時計、ROMAER手巻き、クレドールを修理

2009年11月20日 | 時計修理
昨日は風もあまりなくおとついよりも少しましだったと思います。
なので電池交換のお客様がいつもより多くご来店いただきました。ビルの4階まで上がってきていただいて本当に感謝です。
電池の交換は2年に一度のご来店なのでできるだけきちんと対応させていただこうと日々努力していこうとおもいます。

昨日の修理です。
最初はヴァンクリフの婦人用のクオーツです。電池交換しても動かず分解掃除を依頼されました。機械はETAの機械が入っていました。回路コイル等の部品に不具合がなく分解掃除だけで完了。S様からのお預かりです。

続いて修理遅くなっていて申し訳ございません。K様からのお預かりです。インターナショナルの婦人物のオートマチックです。
最近紳士物の機械時計はたくさん出ていますが、婦人物は少ないので値打ちあると思います。
油が切れていました。

C44キャリバーペラトンムーブです。
次はウォルサム懐中時計です。
天真は大丈夫で分解掃除をしました。
しっかりとしたいい機会ですね。地板にルビーが入っていないのでホゾ穴が心配ですが今は順調です。

時間の調整をしていこう思います。

 ROAMER手巻き時計です。機械の取り出し方変わっていました。時間をかけて分解し掃除しました。
天真の受け石の枠が割れていて接着でとめられていました。洗浄し接着剤をはずして改めて枠を引っ付け様子を見ています。
今日最終的にくみ上げようと思います。
昔の時計ですが受け石もちゃんと使っていて、しっかりとしたいい機械だと思います。


さすがに少し疲れてきましたが、最後にクレドールです。婦人物の金無垢ケースでした。
機械は4N702針の機械です。電池交換をしても動かず分解掃除になりました。
購入後少し年数がたっているみたいです。ケースバンドの洗浄をして分解掃除をし、ケーシング。


今日は夜の集まりがあるので修理ができません。
営業時間中に時間を、見つけて少し仕上げようと思います。
インフルエンザが本当に近くまできている感じがします。
倒れるとお店が回らないので、予防に徹しようと思います。