正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ウォルサムバキューム自動巻き、Ω手巻きとスイス製のクオーツ時計を修理しました

2014年07月20日 | 時計修理
蝉が本格的に鳴き出しました。
梅雨はいつ開けるんでしょうか?

今日は第3日曜日でお店は5時までの営業になります。
私個人的には3時ころ上げてもらって大阪ドームのコブクロのコンサートに行かせていただきます。
堺東にゆかりがあるコブクロです。堪能してくる予定です。

昨日は頑張ったつもりです。
初めはロレックスのゼンマイ交換です。





4年くらい前にお掃除させていただいたロレックスですが、ゼンマイ内端で切れていたのでゼンマイ交換とタイミング調整です。
油がまだ大丈夫で機械自体汚れも見られませんでした。

次は分解掃除で、ウォルサムのバキューム。











36000振動(10振動)の機械が入っていました。
ETA社の2738キャリバー。
湿気が入って錆が原因で止まっていました。分解掃除、錆落としをしてタイミング調整。
今朝も問題なく動いてくれていました。

今日文字盤と針を取り付けてもうしばらく様子を見る予定です。

次はオメガの手巻き時計です。
キャリバー540







かなり薄型の機械がはいっていました。
ヒゲゼンマイに注意しながら分解し洗浄。
少しヒゲゼンマイに変形が見られたので修正して組み上げました。
オメガもいろいろと機種がありますが、難しい機械でした。

最後はスイス製のクオーツ時計です。
ロンダ製の機械で775キャリバーの機械が入っていました。







分解掃除です。
回路の調子が悪く回路を注文。
届いたらくみ上げる予定です。