正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

オメガシーマスター、ロレックスサブマリーナ、スケルトン自動巻き時計を修理です

2018年01月09日 | サブマリーナ
風の強い朝です。

昨日は雨の成人式でお客様少なくお昼過ぎから修理の時間になりました。

始めはN様からのお預かりのオメガシーマスター ワンピースケースの時計です。
キャリバー565

文字盤と針の交換(持ち込み)と分解掃除を依頼されました。





こちらも一昨日のコンステレーションと一緒で油が少なくなっていました。

洗浄をして部品を点検。角穴車の穴がほんの少しだけですが大きくなっていましたが組み上げて手巻きをしたところ問題なく作動していたのでこのまま使いました。

歩度の調整までできました。

次はN様からのお預かりのロレックスサブマリーナのコンビ ブルーの文字盤の時計です。






油が切れているのか、針回しが重い状態でした。

キャリバー3135








鼓車の歯が少し減っていました。
筒カナの摩擦が強く針が動かない状態だったと思います。小鉄車2個とも歯が欠けている個所はありませんでした。

こちらも組み上げて今ランニングテスト中です。

最後はミヨタの自動巻きの機械を加工してスケルトンにした時計です。





















緩急針が外れてひげゼンマイがかなり変形していました。

同じ部品を探して交換と分解掃除です。

裏も表も見えるので普段以上に神経を使いました。

こちらも歩度調整までできました。

今日はロレックスの紳士物の分解掃除をして宵えびすに行こうと思います。