正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

インターナショナルの紳士物手巻き時計とロレックス婦人物の時計の修理です

2019年12月10日 | IWC インターナショナル

いい天気の火曜日です。

今月は第3日曜日も通常の通り午後8時までの営業になります。

もう少し頑張ればお休みです。今年は長かった・・・。

 

 

 昨日はロレックスの時計の修理からです。

約4年前にお修理させていただいた時計ですが動かないとのことでお預かりしました。

2235キャリバーの時計です。

開けてみると小さなピンが出てきました。

オシドリについているピンが外れて機械に中を動くのと規制のレバーがテンプにあたって止まっていたみたいです。

油はまだ残っている状態でしたのでその部分だけ外しての修理になりました。

針と文字盤を外してカレンダーを取ってオシドリ部分を分解です。

ピンの入る部分を少し三日月タガネで小さくしリーマーで形を整えて新たにピンをカシメ直ししました。

嫌気の接着剤も少し入れて固定しました。

組みなおして歩度の調整をして完成です。

 

次は分解掃除です。

インターナショナルの手巻き時計です。

時間を見ていて遅れるとき順調に動くとき、止まる時とあったので分解掃除が必要と伝えて早速分解へ。

部品を見るところ大丈夫だったので洗浄後組み上げました。

今日注油をして動かし、様子を見る予定です。

 

 

 

 

綺麗な機械ですが、必要な個所に石が使われていて、昔の機械ですが進化している機械でした。

 

電池の交換でお預かりしたのですがガラスをとめる接着剤が乾燥して外れ、文字盤の中を動いていたため止まってしまっていました。

ガラスを外して接着して機械を組み込みました。

大丈夫です。

 

今日も気合い入れて頑張ります。