彼岸も過ぎ、麓のほうではそろそろ桜が咲き始める頃。
桜といえば花見。
花見といえば酒がつきもの。
ということで、今日は酒蔵のご紹介です。
添田公園方面へ向かう途中にある酒蔵「戸渡酒造」
田川近郊でも有名な酒蔵で、創業は大正元年(1912)と100年の歴史があります。
元々は津野に蔵をかまえていましたが、現在はこちらに移転して酒屋を続けているそうです。
元気の良い店員さんにお出迎えされ、ちょっとおじゃまさせてもらいました。
店内にずらっと並べられた日本酒。
戸渡酒造といえば「豊駒(とよこま)」が有名な銘柄ですが、添田の地酒として英彦山にちなんだ名前のお酒を各種作られています。
「石楠花」「大権現」などなど。どれも英彦山詣のお土産にふさわしい名前ですね。
こちらは道の駅歓遊舎でも手に入れることができます。
店員さんにオススメを聞くと、今の一押しはこちらのお酒とのこと。
「しろ酒」2,400円
いわゆるにごり酒なんですが、火を入れてないので酵母が生きているのが特徴。
瓶の中で発酵し続けているので、飲むとわずかな発泡感が味わえるとか。
数量限定での販売で、新酒の出回る時期にしか手に入らない貴重な酒。
残りももうわずか。
何か買って帰ろうと思いつつも一升瓶は飲みきれないなと思い、「新酒しぼりたて」を買ってみました。
戸渡酒造の蔵開きは例年1月中下旬(だったかと記憶…)
時期になると、新酒や酒粕などが出回ります。
もうそろそろ売り切れになるので、欲しい方はお早めにどうぞ。
人気のあま酒もまだありますよ。
金のまねき猫がお待ちしております。
地酒をお求めの方はぜひ一度来店してみてください。
お店は添田中学校交差点をまがってすぐ。
そのまま花見の名所・添田公園でお花見されてはいかが?