本日の高住神社の状況です。
◆雪
◆-8℃
◆積雪量・・・20cm
関東地方に大雪のおそれと、報道で雪への警戒がうながされていますね。
首都圏のみならず、日ごろ雪道を運転することのないドライバーは無理をして危険な目に遭ってしまうことも。
そんな積雪時の運転の危険性について、JAFがタイムリーな動画を上げていたので紹介します。
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【走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤの危険性をJAFが公開】
(リンク先:autoblog http://jp.autoblog.com/2018/01/22/jaf-snow-2018-drive/ )
この実験では、ノーマル・スタッドレス・オールシーズンの3種のタイヤに、チェーン・オートソック(タイヤにかぶせる滑り止め布)・スプレーチェーンというノーマル+3種の補助道具を用いて、計6種類のタイヤで実施。
(写真引用元:autoblog)
(以下転載)この動画では、ノーマルタイヤ、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤ、ノーマルタイヤ+チェーン、ノーマルタイヤ+オートソック、ノーマルタイヤ+スプレーチェーンの6種類のタイヤを使って、時速40kmで走行時の制動距離の比較が行われている。
なお、テストコースは、雪が踏み固められた状態の圧接路と、氷結した路面(アイスバーン)の氷盤路の2タイプの路面となっている。
されに踏み固められた状態の「圧雪路」と、「氷盤路」いわゆるアイスバーンの2コースを走らせ、制動距離を比較したとのこと。
その結果、
(以下転載)今回のテストを比較すると、ノーマルタイヤは走ることが出来ても、止まれないという表題のとおり、ノーマルタイヤの圧雪路、氷盤路の制動性能が非常に低いことが分かる。
また、圧雪路はスタッドレスタイヤ、氷盤路はノーマルタイヤ+チェーンが一番性能が高いという結果となっている。
実験が示した通り、ノーマルタイヤでの雪道走行は非常に危険だということ。
圧雪路ではスタッドレスタイヤが、アイスバーンではタイヤチェーン装着が効果的という結果ですが、雪道の種類によってはタイヤ適正が変わるんですね。
計測したのはあくまで「制動距離」であり、どのタイヤも停止するまで長い距離を要しているわけですぐにピタッと停止できる訳ではありません。
記事中にも書いてありますが、タイヤ・チェーンの種類、駆動方式によって制動性能は大きく異なりますし、また英彦山では山間部特有の傾斜やカーブ、フットブレーキの踏み込むタイミングによっては、スタッドレスやタイヤチェーンであってもスリップする可能性は大いにあり得ます。
「四駆車だから大丈夫」とよく耳にしますが、比較的雪道に強いと言われる軽トラでもSUVでも事故を起こすときは起こしますし、事故の目撃パターンからノーマルタイヤの四駆車ほど過信から事故を起こしやすい傾向にあります。(私もSUVに乗っていたときにスタッドレスタイヤにも関わらずスリップ脱輪を起こしています)
雪道といえど条件によって適切な車の足周りは変わってくるということ。ご自身の車や道の状況に見合った雪道対策をしましょう。