高住神社公式ブログ

英彦山豊前坊高住神社の公式ブログです。

平成24年神幸祭、斎行致しました 《お上り編》

2012年09月09日 13時18分00秒 | 神社からのお知らせ

明けて翌日。

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お上りは午後1時からの還幸祭、のち稚児舞を経て2時出輿となります。

日曜とあって高住神社のほうも参拝も多く、今日の神幸祭に合わせて豊前坊詣りに来る地区も。

どうやらかつて御旅所で御札を受けたり、神輿の前で祈願してもらったという地区もあったようです。

昔は神幸祭は9月15・16日と決まっていましたが、休日でないと人が集まらないなどの事情もあってか、現在のような9月第二土日開催となりました。それに合わせて参詣日も変わってきつつあるようです。

とまあ、お神輿が出ていってしまった神社ですが、それでも人の足は途絶えない様子でてんやわんや。

さて、話は御旅所に戻ります。

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還幸祭の準備も整い、後は時間が来るのを待つだけの状態。

お供え台に垂れ下がっている紙の短冊は、初穂やお神酒の奉納者が書かれたものです。

神前に供物が増えてゆくたび、祭りの賑わいも一層盛り上がってゆくように思えます。

総代方も集まり、還幸祭祭典の開始となり、いよいよ稚児さんたちによる出輿前の舞奉納です。

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後ろでは可愛らしい稚児舞を応援する家族の皆さんや写真家たちが勢ぞろい。

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稚児舞も無事に奉納され、お上りのため出輿します。

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銅の鳥居を過ぎたあとは幕を掲げたトラックに乗せて御旅所まで。

御幸の太鼓が本殿を目指して遠ざかってゆきます。

一晩、旅の宿で過ごして里へ幸《さち》をもたらした後、元の社へ戻ってゆくのです。

 

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御霊をお返しするため、神輿を社殿に入れます。

そして本座にお戻りしてもらう儀式をして、これで2日間に渡る神幸祭がすべて終わりとなりました。

 

7月の松盛会から牛くじ準備・販売と、長きに渡って神幸祭の下準備に取りかかってきましたが、何事もなく祭りも順調に終えられ、一同ようやくほっと胸をなで下ろすことができたというもの。

神幸祭を支えてくださいました皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

 

さてさて、今年の牛くじ特賞当選者の発表です。

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今年は池田良枝様が見事特賞を当てられました。

ご家族の方が見えられたので看板の前で表彰記念撮影。

何冊か購入して家族で振り分けて名前を書いたようです。

ご家族みんなにご利益があるといいですね。

 

この牛くじ神事も年々縮小傾向にあります。

というのも、昔は各地区の代表者が牛くじを配って回っていましたが、高齢化や過疎化もあってそういった方も減少しつつあります。

私がそれをかってでよう!という頼もしい名乗り声を上げる方がいらっしゃいましたらぜひ御連絡下さい。

古くから伝わる神事を絶やさぬためには皆様の御協力が必要です。

また来年も牛くじ神事を続けるべく検討しておりますので、御協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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平成24年神幸祭、斎行致しました 《お下り編》

2012年09月08日 13時07分00秒 | 神社からのお知らせ

9月8日(土)・9日(日)に高住神社神幸祭が執り行われました。

その様子を写真とともにお知らせいたします。

8日は朝から雲行きがあやしく、前々から雨が降るとの予報が。

そのときは稚児舞も休止としますとあらかじめ連絡が入るなど、誰しもが雨天のことを頭に考えながら不安混じりの初日を迎えることに。

昼近くから総代が集まり、皆で神輿出しと祭典準備を始めます。神輿の重さは400kgともそれ以上とも。これを平均年齢65歳の総代で担いで倉から出すのですが、昔とった杵柄とばかりに肩の入れ方が堂に入っているというか慣れてコツが上手いもの。それでも体力の限界を感じ、ヒィヒィ言いながらの神輿出し。「来年からは考えないかんね。」なんて声が上がったので一考の余地ありですね。

 

午後1時頃より神幸祭祭典。続いて神輿に御霊を遷します。これで準備万端。

そして2時より総代会長より神役の読み上げとともに、いよいよ神輿が御旅所に向けて出輿します。

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昂ぶる気持ちを抑えつつ、神輿をぶつけないよう慎重に慎重に神殿から下ろします。

 

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担ぐ顔も真剣に。

参道を下り終えるとトラックに乗せて御旅所まで運びます。

道中、ホテルや土産物屋前で立ち止まり、お神輿が来たことを知らせると、観光客や住民が出てきてお賽銭を上げてくれます。年に一度の渡御の喜びに皆一様に笑顔がほころびます。

 

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銅の鳥居をくぐったら御旅所まではもうすぐ。

ゴールが見えて少しほっとしたのか、神輿かき達の顔にも余裕が出てきています。

 

お神輿が無事に御旅所に到着すると、稚児舞が始まります。

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心配していた雨も降らず、親も子供も一安心。

 

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英彦山の稚児舞はトントントントントンと5回叩く太鼓の音で、8の字を描くように歩きます。

稚児舞の後、着輿の祭典。これでお下りは無事に終了。

 

今晩は仮宿に一晩泊まるのですが、夜が更けた頃、お神輿をお参りしようと里内の人々が手土産片手に集まり出します。

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白熱球暖かな光に照らされるお神輿。供物が減っているのはなぜでしょう?(笑)

下ろしたお神酒を酌み交わしてのざっくばらんな語らいに、ついつい焼酎ビンも丸々空けてしまいました。

囲炉裏で焼いた鯛は最後に骨酒に。余すことなく食べられた鯛もお供え冥利につきることでしょう。

勢いあまって飲みすぎたせいでだいぶグロッキーになってしまいましたが、明日もガンバリマス、ハイ・・・。

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平成24年度 高住神社神幸祭のお知らせ

2012年09月08日 11時24分00秒 | 神社からのお知らせ

 

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