長い間続けてきました11月2日の信州紀行も今回が最終回です。
蓼科湖湖畔の紅葉を堪能し、最後にやってきたのは御射鹿池です。
御射鹿池の駐車場に到着したのは、すでにあたりが少し暗くなりはじめた16時半頃でした。
御射鹿池も初めての訪問で、到着するまではもっと山の中にある池かと思ってましたが、
駐車場近くの歩道から撮影することができる所で少し驚きました。
シャッター速度が1/10秒程度の撮影になるので、三脚使用での撮影でした。
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御射鹿池は標高1,500mの山の中にある風光明媚な池です。
静かな水面には背景の山々の風景が逆さに映り込み、幻想的な光景を創り出します。
その姿は多くの人のインスピレーションを呼び覚まし、日本を代表する画家、
東山魁夷氏の有名な作品《緑響く》のモチーフにもなったことでも知られています。
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周囲のカラマツ林は、季節ごとに大胆に色を変えます。春には新緑、夏には深い緑、
秋には黄金色に黄葉し、そして冬には真っ白な雪と氷に閉ざされます。
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こんなに美しい池ですが、実はこれは農業用のため池で、冷たすぎる八ヶ岳の水をお日様に当てて
稲作に利用するために、昭和の初めにつくられたものです。
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ここからはD4Sでの撮影分です。
17時前になり薄暗くなってきました。
帰り間際にD4SとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRで手持ちで撮影。(ISO:2000)
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次に機会には新緑の季節に緑の風景を撮ってみたいと思いました。
長い間続けてきました信州紀行を終わります。
撮影日 2023年11月2日
撮影地 御射鹿池(長野県茅野市豊平奥蓼科)
機 材 Nikon Z9
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
Nikon D4S
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR