10月20日の大台ヶ原山の紅葉の5回目です。今日は正木峠からの風景を紹介します。
五葉躑躅のトンネルを抜けて正木峠に到着。ベンチで休憩しながら周囲を撮影します。
この辺りは伊勢湾台風で特に倒木が酷かった所で、ほとんど周囲に針葉樹の大木は残っていません。
以前は白骨木が多く残ってましたが、10年前と比べると殆どが倒れて、徐々に土に還って行っているようです。
一面に笹が生い茂り、緑の絨毯のようになってますが、以前は野生の鹿がこの辺りにも多くいて、そばまで寄ってきてました。
ゴヨウツツジも鹿が届く高さまでは枝も葉っぱも無く、随分と食害に晒されていたようです。
ネットが張られたり、その他の対策が講じられているようで、
今回は一度も鹿の姿を見ることはなかったですが、遠くで鹿の泣き声は何度か聞こえました。
笹の葉の新芽をきれいに食べるので、芝刈り機で揃えたような状況でしたが、
今は笹も普通に伸びているようで、以前とは少し状況は変わっています。
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鹿除けのネットが張られてます。
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初めてきた頃は多くの白骨木が林立してましたが、殆ど朽ちてきています。
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この後向かう正木ヶ原方面は、針葉樹と紅葉樹のコラボがきれいです。
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300mmで日出ヶ岳の頂上を撮影。
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反対側は正木ヶ原方面。
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目が覚めるほど真っ赤に染まったゴヨウツツジ
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このショットはお気に入り
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真下には熊野灘
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倒れてから何十年が経っているのだろう?いずれは土に還ります。
このような倒木も正木峠の風景の特徴で、見応えもあります。
でも少しもの悲しい風景でもありますね。
そんな想いを表現できればと考えて、トップの1枚はモノクロに仕上げました。
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針葉樹の深い森の頃には地面に日が差さず、笹は殆どなかったそうです。
台風による倒木で日が当たるようになり、笹がこのように生茂るようになったと説明されています。
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正木ヶ原へ向かう木道の途中には何ヶ所かの休憩場所が設けられていて、そこで昼食のおにぎりを食べました。
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次回に続きます。
撮影日 2020年10月20日
撮影地 大台ヶ原(東大台)
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
大台ケ原の紅葉はつつじ系の赤色が特徴的ですね 安心を担保してくれるのは人の多さと明瞭な木道です。山頂までの標高差も少なくて子供から大人までほんとたくさんのハイカーさんに楽しまれてるエリアです。
紀伊山地は三重県とは思えないくらい山奥さを感じます。こんな山奥までよくぞ車道を伸ばしたものだと思います。
我が家から山頂の駐車場までは約3時間 はりさんの大台紀行も楽しみなところですね
首里城が焼け落ちて今日で1年。あっという間に1年が経ちました。 体の関節も硬くなってきてるし、目が疲れるのも早いし、お腹は出てくるし、山に登る回数も減ってきたしと寒くなると余計に出不精になりそうです。
そうそう昨年の今日は、九州から朝一に神戸港について書写山でしたね
トップのモノクロはインパクトがあります。
倒木や立ち枯れた木と笹原の風景は
私の大台ケ原というイメージの原点です。
伊勢湾台風以前の大台ケ原は
今とは随分違う山容だったのでしょうね。
やはり今日はtakayanさんの思いが入った
0.9.16.18.21.23.25.28.29.31番に共感です。
大台ヶ原の紅葉はゴヨウツツジの赤が一番鮮やかですね。
歩きやすい木道が多くて、高齢者も安心して歩けます。
ドライブウエイがあるおかげで、takayanでも行ける山です。
こちらからでも3時間半くらいかかりますが、
少し早く出ればゆったりドライブしていけます。
でも紅葉の見頃の土日は少し遅いと駐車場が満車ですね。
そうですね、首里城の火災があったのはちょうど1年前、九州から帰って書寫山から中山寺を巡った日でしたね。
くじゅうの紅葉を見に行ってからもう1年、本当に月日が経つのが早いですね。
年々年を重ねると体のあちこちに不具合も出てきます。
まだまだ錫杖さんの年齢なら大丈夫ですが、
takayanの年になれば、
動きも緩慢で咄嗟の動きができなくなりますよ。
若い内にあまり体に負担をかけると、確実に年をいってから物を言って来ると思います。
少しずつ体のケアも考えて、無理のないようにしてくださいね。
毎日ブログで素晴らしい山岳写真を楽しませてもらっています。
いつもながら見事な作品ばかりで、家内もiPadで拝見し、相変わらず凄いな〜と言ってます。
今日は素晴らしいお天気になりましたね。
いつもありがとうございます。
奥様にもよろしくお伝えくださいね。
味わいのある白骨木もいつまでもあるような気がしていますが、少しづつ土に還っていくのですね。
針葉樹と広葉樹のコラボがとても新鮮です。
良いお天気で最高ですね。
トップの写真は、この風景にはモノクロがぴったりか?と考えて仕上げてみました。
現像時にモノクロ変換してますが、
撮影時にモノクロ設定でとってみれば良かったと思いました。
伊勢湾台風以前を知らない者にとっては、立ち枯れと
笹原の正木峠のこの風景が、大台ヶ原というイメージですね。
台風前は針葉樹林の緑豊かな山容だったようです。
立ち枯れの風景に共感、たくさんのお気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
10年ほど前は正木峠には多くの立ち枯れがありましたが、年々倒れて数が減っています。
味わいのある風景を見せてくれる白骨木も、
長い年月をかけて土に還っていくのでしょうね。
正木ヶ原方面には針葉樹と色付いた広葉樹の風景が広がり、
きれいな景色がみられました。
やはり紅葉には青空が一番似合いますね。