気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

湖西の里山散策 7 ニリンソウ・イチリンソウ・アケビ (酒波寺付近)

2022年05月11日 | 里山散策

 

朝から弱い雨になり、本格的に降り出すのか?と思ってましたが、午後には青空が見える天気に。

5月とは思えぬ蒸し暑さで、梅雨時のような日になりました。

明日からまたしばらく天気が崩れそうですが、このままズルズルと本格的な梅雨に入っていくのかもしれませんね。

今日は朝から数年ぶりに、竜王の三井アウトレットまで出かけました。

GWも終わった平日ですのでよく空いていて、到着した時には立体駐車場もガラガラの状況でした。

屋外の平面駐車場は何面もが締切で、屋内の立体駐車場へ誘導していました。

帰りに駐車場の場所が分からずに迷うのではないか?と心配していたのですが・・・・

案の定帰りに駐車場への道順が分からずに、しばらく右往左往。

あちこち歩き回ってウオーキングをしているような買い物でした。

広すぎる大規模ショッピングモールは、年寄りには向いていませんね(笑)

 

 

今日は酒波谷林道の入り口にある、酒波寺の周辺に群生しているニリンソウ、イチリンソウとアケビの花の紹介です。

長らく綴ってきました4月18日撮影の「湖西の里山散策」は今回で終わりです。

 

イチリンソウとニリンソウの群生

 

酒波寺の前を流れる川のそばに、イチリンソウとニリンソウの群生を見つけたのは昨年でした。

毎年通っているのに全く気付かず、昨年の帰り道に白い花が多く咲いているのに初めて気付きました。

車を近くに駐車し、近くまで行ってみるとイチリンソウとニリンソウの群生でした。

今年もビラデスト今津からの帰りに、酒波寺の駐車場に車を入れて付近を散策してきました。

 

 

 

 

イチリンソウとニリンソウが入り混じって咲いています。

ここは民家のすぐ近くなんですが、元から自生していたのか?

それとも植られたものかは分かりません。

 

ここのイチリンソウは、林の中の花のように真っ白な花ではなくて、少しピンクに染まった花も見られます。

 

 

 

このイチリンソウは真っ白ですが、後ろの方の蕾は淡いピンク色です。

 

 

葉っぱもよく似ているのですが、イチリンソウとニリンソウは花の大きさが全く違いますね。

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ここからはアケビの花です。

先日川沿いの梅の花を紹介しましたが、その梅に絡まっている大きなアケビがあります。

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ちょうど見頃でしたが、本当に不思議な花の形ですね。

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雄花と雌花が上手く近くに咲いています。

 

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ソメイヨシノは散ったばかりでした。

 

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桜の季節が終わり、酒波寺の境内も新緑の景色に変わりつつありました。

 

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1本の八重桜が見頃でした。

 

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モミジの花が咲き始めでした。

 

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これで4月18日の湖西の里山散策を終わります。

27日にもオオイワカガミなどの撮影にき愛知ますので、その様子はまた後日に紹介します。

次回は5月22日の行った、沙沙貴神社のなんじゃもんじゃの花を紹介しようと思っています。

 

撮影日 2022年4月18日

撮影地 酒波の林道(酒波寺付近)


湖西の里山散策 6 イチリンソウ・キケマン・モミジチャルメルソウ他 (酒波谷林道)

2022年05月10日 | 里山散策

 

4月18日撮影の湖西の里山に咲く山野草などを紹介しています。

トキワイカリソウとチゴユリの咲く林道から酒波寺近くへ降りてきました。

車を酒波寺の駐車場に入れて少し林道を上がり、毎年イチリンソウが咲く道端の林の中へ向かいました。

道端で枯れた杉の枝や、木の葉などが捨てられていたりする所ですので、毎年消えているのでは?と

この季節に林道を上る時には注意しながら運転しています。

この日もビラデスト今津へ向かう途中に、車窓からイチリンソウの白い花が見えていたので、ほっと一安心。

この近くの酒波寺近くの川沿いには、ニリンソウとイチリンソウが群生する所があるのですが、

林の中で弱々しい姿を見せるこのイチリンソウが可愛くて、毎年楽しみにしている花です。

この周辺には他にもキケマンや、絶滅危惧種のモミジチャルメルソウなどもも咲いています。

 

 

薄暗い林の中で真っ白な花が風に揺れます。

 

 

 

 

緑の中に咲く真っ白な花が薄暗い林の中に浮かび上がります。

 

 

 

 

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来年もまたここで元気に咲いていて欲しいです。

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イチリンソウのそばに咲く小さな花は、ハルトラノオです。

 

イブキトラノオの仲間ですね。

 

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モミジチャルメルソウが、今年も同じ所に咲いてました。

 

モミジチャルメルソウは日本の固有種で、準絶滅危惧種に指定されています。

本州の福井県、滋賀県、京都府の日本海側に分布し、山地の渓流沿いの斜面や岩上に生育する

渓流の水のしたたり落ちる苔むした岩場に多く、しばしば群落を形成する

チャルメルソウ属の中でも特に水際に特殊化した種であり、沢が増水した場合に水没するくらいの水際に生える

 

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花には見えませんね。

 

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谷水の流れる所に群生しています。

モミジの形をした若葉が瑞々しいです。

 

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キケマン

 

関東地方以西〜沖縄の道ばたに生えるケシ科キケマン属の花。

太く赤みを帯びた茎が特徴で、高さは60cm程度。葉はしばしば紫褐色を帯びる。花期は3-5月。

 

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昨年咲いていた場所では見つからず、探していると少し下の川べりに咲いてました。

 

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ヤマエンゴサク

 

ヤマエンゴサクは、キケマンと同じケシ科キケマン属の花だそうです。

 

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イタドリ

 

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ホウチャクソウ

 

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ミヤマカタバミ

 

撮影日 2022年4月18日

撮影地 酒波の林道(酒波寺付近)


湖西の里山散策 5 チゴユリ他 (酒波谷林道)

2022年05月09日 | 里山散策

 

今日はまた季節が戻ったような寒い日になりました。

朝からホームコタツを使い、夜にパソコンで記事を書くのに暖房を入れています。

今は亡き父や母に肌寒い季節に、「どれだけ厚着してるんや」なんてよく言ったものですが、

この歳になり、父と母と同じことをしている自分に気づきました。

何も言わずに聞いていた父母は、「お前もこの歳になれば分かる」と言いたかったのでしょうね。

この歳になり、同じように寒さに弱くなってくるということを、身をもって知った今日の寒さでした。

 

前回は酒波の林道にさくトキワイカリソウを紹介しましたが、今日はチゴユリです。

今まで何度となくここへは通ってきていますが、チゴユリを見たのは初めてでした。

トキワイカリソウの咲く土手の近くでしたが、イカリソウのところよりも急な法面で、

小さくて目立たないチゴユリに今まで気付かなかったようです。

植物園などでは撮影したことのあるチゴユリですが、自生のチゴユリの群落を見たのは今回初めてでした。

また来年からこの時期に、ここへ来る楽しみが一つ増えました。

 

 

何かに捕まらないと滑り落ちそうな所で、腹這いになって撮ってす。

最後に道路へ戻る際には、家内に手を引っ張って引き上げてもらいました(笑)

 

チゴユリは平地から山地の落葉広葉樹林に生える植物で、日本では各地で見られます。

上部で弓なりに曲がる茎の先端に直径1cmほどの白くかわいらしい花を1~3輪咲かせます。

葉にはほとんど柄がなく、5~10枚ほどが互い違いにつきます。

細長い地下茎を伸ばして、周囲に広がり、冬になると地下茎の先端の芽とわずかな根だけを残してほかは全部枯れ、

休眠します。残った芽から次の年の株が成長します。

 

 

 

 

危ない姿勢で撮影に集中できず、ピンが甘いです。

これは言い訳ですが(汗)

 

 

 

 

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この桜がビラデスト今津で購入したガイドブックに紹介されていた「キンキマメザクラ」なのか?

 

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本当に小さな花で可愛い桜です。

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近くに咲いていたツツジが色鮮やかでした。

 

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サルトリイバラの花は咲き始め

 

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コアジサイの蕾も膨らんで来ています。

 

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道端にはすスミレもたくさん咲いてます。

 

林道をもう少し下ってくるとオオイワカガミが咲き始めてました。

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この辺りにはあちこちに群生してますが、咲いていたのはまだ一部でした。

 

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オオイワカガミは、10日ほど後の4月27日に再度撮影に来ました。また後日に詳しく紹介します。

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次回は酒波寺近くで撮影した、イチリンソウやニリンソウなどを紹介します。

 

 

撮影日 2022年4月18日

撮影地 酒波の林道(高島市今津町深清水〜酒波)

 


湖西の里山散策 4 トキワイカリソウ・ヤマザクラ (酒波谷林道)

2022年05月08日 | 里山散策

 

大型連休も今日の日曜日で終わり、明日からはいつもの日々に戻りますが、週明けの火曜日、

水曜日のコロナの感染者数が気になるところです。

GW中の人での様子をテレビで見ていると、感染者が増えることはほぼ間違いないのではないかと思っています。

政府は近々、外国人観光客を試験的に受け入れるそうですが、本当に大丈夫なんでしょうかね?

この2年間、国民が行動制限を強いられ、窮屈な生活の日々を我慢してきたことが無駄にならないように願うばかりです。

観光地がコロナにより本当に疲弊し、そこで働く方々がどれだけ苦労されているかは分かりますが、

また以前のように、どこへ行っても大陸からの団体さんばかりで、日本人の居場所がないくらい気まづい状況は嫌ですね。

新型コロナの感染を気にすることなく、自由に出かけられる日が来ることを願うばかりですが、

takayanが生きている間は無理かも知れません。

高齢者は秋から冬に4回目のワクチン接種とか言われてますが、1回打てば一生効くワクチンが欲しいです。

 

昨日は高島市の朽木方面へ出かけましたが、林道おにゅう谷線が通行止めで、おにゅう峠へは行くことができず、

生杉のブナ原生林辺りを少し散策して戻ってきました。

悪路を走って汚れた車の洗車をし、今日はどこへも行かず家でダラダと過ごしてました。

 

さて先日から続けている湖西の里山散策の4回目です。

この時期は湖西の里山が一番華やかで、色々な花が咲く季節。

撮影日の4月18日はホンシャクナゲや多くの山野草を楽しむことができました。

今回は酒波の林道に咲く山桜とトキワイカリソウを紹介します。

 

 

ビラデスト今津から少し林道を下った所に咲く山桜です。

少し離れたところから撮影するとバックに琵琶湖が入ります。

この道の反対側には同じ種類の山桜の大木があったのですが、最近伐採されてしまいました。

台風か雪害で倒れたのかも知れませんが、何度も撮影した桜でしたので少し残念に思っています。

 

 

電線や電柱が邪魔ですが、林道沿いですので仕方ありません。

 

バックは咲き始めた八重桜です。林道脇には少し遅くに咲き始める八重桜も多く植えられています。

 

 

そろそろ八重桜も見頃のようでした。

 

 

 

ここからはトキワイカリソウです。

 

イカリソウの咲く場所は林道の酒波寺とビラデスト今津の中間あたり。

急な法面に群生していて、毎年この花も楽しみにしてる山野草です。

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若葉も綺麗です。

 

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色が少し浅い花や濃い紫など、少しずつ色合いが違う花も多いです。

 

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足場の悪いところで窮屈な姿勢での撮影は腰の負担が大きいです。

「無理をして落ちないでね〜」と林道から声がかかります。

 

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栄養ドリンクのユンケルにはイカリソウの成分も入っているそうです。

精力剤としての生薬として利用されているようです。

 

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蕾も可愛いです。

 

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これは淡い色合いです。

一度真っ白なトキワイカリソウを見てみたいです。

 

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毎年こうして同じ所に咲いてくれるトキワイカリソウ、来年もまた楽しみです。

 

次回はイカリソウの撮影をしていて近くで見つけたチゴユリです。

何回も来ているのですが、少し離れた所に群生していて、自生しているチゴユリを見たのは初めてでした。

 

 

撮影日 2022年4月18日

撮影地 酒波の林道(高島市今津町深清水〜酒波)

 


湖西の里山散策 3 イワウチワとバイカオウレン (ビラデスト今津)

2022年05月07日 | 里山散策

 

ここ数年この時期には、高島市朽木能家地区に咲く九輪草と、おにゅう峠の新緑を目当てに出かけています。

昨年は11日でしたので、少し早いかも?と思いながら、お天気につられて今日行ってきました。

やっぱり九輪草は早すぎて咲き始めたばかりで、早々に撮影を切り上げておにゅう峠へ向かいました。

林道小入谷線の入口にある、針畑地区の特産物の加工・販売をしている針畑ルネサンスセンターに立ち寄り、

買い物とトイレ休憩後に林道小入谷線に入り、鯖街道のおにゅう峠へ向かいました。

今年は雪が多かったので、道路は荒れているかも?

もし落石が多いようなら引き返せば良いと、家内と話しながら車を走らせましたが、

ええ〜っ・・・鎖が貼られて「通行止め」の看板が出ているではありませんか・・・(呆然)

帰ってから道路状況を調べてみると。。。小入谷線は「倒木と積雪のため通行不可」との情報でした。

事前に調べてから行けばよかったのですが、まさか通行止めとは思いもしませんでした。

でもこの林道は台風や大雨などの後に、すぐに通行止めになる林道ですので納得です。

仕方なくおにゅう峠を諦めて、生杉のブナ原生林へ行ってみましたが、あまりにも寂しくて、

熊にでも出会ったらと怖くなり、少しそん辺を歩いて引き返しました。

今日は狭い道路で何度も行き違いで難儀し、相手にバックしてもらったり、

こちらもバックしたりして散々な1日でしたが、16時半頃には無事帰宅しました。

 

今回は湖西の里山散策の3回目、ビラデスト今津で撮影したイワウチワとバイカオウレンです。

 

管理事務所でいつもの女性の係の方に、石楠花とイワウチワの開花状況を聞いたところ、

今年は雪除けや道路、施設の整備に追われて、山に入れてないので詳しいことが分からないとのことでした。

それならtakayanが状況を調査して報告しますと言うことで、シャクナゲやイワウチワの様子を見にいくことにしました。

 

シャクナゲの様子は既にブログで紹介した通り一番の見頃でした。

イワウチワやバイカオウレンも、この冬の豪雪に耐えて綺麗に花を咲かせてました。

 

何よりも嬉しかったのは、このイワウチワの白い花を見られたことです。

 

昨年も同じ場所で探したのですが、葉っぱだけで白バナは一輪も咲いていなかったのです。

今年は沢山花をつけてました。

係の方もイワウチワの白バナが、どこに咲いているのかはご存知ないようでした。

 

 

撮影日の18日では、管理事務所付近にも多くの雪が残ってました。

ビラデスト今津内でも雪で通行できない所がありました。

 

 

 

 

白バナの葉っぱは鮮やかな緑で、ピンクの花を咲かせる個体とは明らかに葉っぱの色が違います。

 

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白も珍しくて良いですが、イワウチワはやっぱりこのピンク色が良いですね。

 

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ここからはバイカオウレンです。

 

管理事務所前のすぐそばの斜面には、毎年バイカオウレンが多く咲きます。

栗東自然観察の森でバイカオウレンの撮影をしたのは3月13日でした。

やはり標高高くて雪の多いビラデスト今津では、1ヶ月以上開花が遅いです。

 

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咲き始めたばかりで本当に綺麗です。

 

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今年の冬はどれだけ雪が多かったのかがよく分かりますね。

 

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クロモジの花も見頃でした。

 

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撮影日 2022年4月18日

撮影地 ビラデスト今津(高島市今津町深清水)


湖西の里山散策 2 酒波林道のサンインシロカネソウ

2022年05月05日 | 山野草

 

GWも終わり迎えて、今日はUターンラッシュのピークでしょうね。

昨日は久しぶりに息子が帰ってきて、庭でバーベキューでした。

今日はまた蒸し暑い日になり、朝夕の寒暖差が大きい今の季節は服装も日替わりで、

なかなか冬物もしまうことができずにいます。

歳のせいか寒さがこたえるようになってきて、昨日の朝は一旦外したホームこたつの布団を出し直しました。

しかしお昼過ぎには25度を超えるくらいの暑さになり、もう体がついていきません(笑)

沖縄では早くも梅雨入りだとか、爽やかな新緑の季節は短くて嫌な梅雨の季節がやって来ます。

 

前回から湖西の里山で撮りためてきた、山野草や花などを紹介しています。

今日は3月27日と4月9日に撮影したサンインシロカネソウ(山陰白金草)です。

数年前に酒波林道の川のそばで初めて見つけ、名前を調べるのに苦労したことを覚えています。

翌年に同じところを探したのですが、川の増水などで流れてしまったのか?

それから長い間見つけることができずにいました。

昨年の3月23日に酒波寺のエドヒガンを撮影に行った際、

近くの林道の側溝沿いに小さな花が咲いているのを家内が見つけました。

確認したところその花は山陰白金草で、可愛いこの花に数年ぶりに出会うことができたのでした。

今年も同じ付近を探したところ、道端の水辺に咲いていてくれました。

普通に歩いていては見つけられないくらい小さな花で、俯いて咲くので余計に目立たない存在です。

 

 

 

サンインシロカネソウ(山陰白金草 キンポウゲ科シロカネソウ属)

本州の福井県以西、島根県まで分布しており、渓谷などで見られますが希少なものとなっています。

ここ今津は福井県と隣接しているので、この周辺でも自生しているようです。

高さ5〜20cm、花の直径1cm程度の可愛いくて小さな花です。

黄色い花びら状のものは実は萼で、内側の先が円くなった棒状のものが花弁です。

昨年の記事と同じ内容のキャプションです(笑)

 

 

 

 

 

 

花は俯き加減に咲くので、低く構えないと花の内側を撮ることは難しく、腰痛持ちには厳しい撮影スタイルになります。

 

落ちていた小枝で花を少し持ち上げて撮影。

 

 

 

花の裏側の茶色い模様も可愛いです。

 

本当に可愛い花です。

 

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車がいつも通る林道脇の側溝ですので、踏まれてしまわないか心配ですが、

また来年もこの場所で出会えることを願っています。

 

 

撮影日 2022年3月27日・4月9日

撮影地 酒波谷林道(高島市今津町深清水〜酒波)


湖西の里山散策 1 酒波谷林道のタムシバ (4月9日) 

2022年05月03日 | 里山散策

 

今年は湖西の里山へ何度も通っています。

4月にはイワウチワ、大イワカガミ、サンインシロカネソウ、シャクナゲ、イチリンソウ、

ニリンソウ、イカリソウの撮影や、山菜採りとグランドゴルフで5回くらい通いました(笑)

しばらく酒波寺周辺や酒波谷林道から、ビラデスト今津での散策で撮りためた山野草や花などを紹介していきます。

今日は4月9日に撮影したタムシバの花の紹介です。

 

 

タムシバは、モクレン科モクレン属に属する落葉高木から低木の1種である。

葉はやや細長い披針形(ひしんけい)であり、早春の葉が展開する前に白い6花弁をもち芳香がある花が咲く。

日本固有種であり、本州、四国、九州に分布する。

 

 

大きい白色の花弁は6個、質はやや厚くて軟らかい。花弁と同質で長さがその半分の萼片は3個。

コブシとよく似た花ですが、コブシは1枚の小さな葉が一緒に出ます

タムシバには花だけで、葉が無いのが違うところです。

 

 

 

至る所に雪が残っています。

 

酒波谷林道やビラデスト今津周辺ではタムシバの白い花が里山の春を知らせてくれます。

この花も毎年楽しみにしている花の一つで、タムシバの見頃がすぎると石楠花が咲き始めます。

 

 

 

本当に今年は多くの雪が残ってました。

 

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目の前の道をお猿さんが横切り、周囲を探してみると・・・

すぐ下の木の枝にいました。

 

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ずっとこちらを見てましたが威嚇するような気配もなく・・・

 

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しばらくすると俯いて、うつらうつらしているようでした。

 

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所々には山桜も

 

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まだ冬枯れのような樹木も多く、芽吹きは少し先ですね。(今頃は若葉が繁っているでしょう)

 

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クロモジの蕾

 

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これはオオバヤシャブシかな

 

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白く見えるのタムシバです。

 

撮影日 2022年4月9日

撮影地 酒波谷林道(高島市今津町深清水〜酒波)


琵琶湖岸のノウルシ (新旭町針江地区)

2022年05月02日 | 山野草

 

GWも後半を迎えましたが、年金生活者にはいつもと同じ生活の繰り返しで、変わらない日々が過ぎていくだけです。

撮影に出かける際には混み合う所を避けるようにして、人の少ない場所を選んでいます。

今日も午後から、昨年に続いて安土の沙沙貴神社へ「なんじゃもんじゃ」の花を見に行ってきました。

一番の見頃を迎え、真っ白な花は雪を被ったようで、見応えがありました。

 

さて今年は、特に湖西方面へよく出かけているのですが、ブログでは桜や石楠花を中心に紹介してきました。

その他にも酒波谷林道脇に咲く山野草や、琵琶湖岸のノウルシなども多く撮影してきています。

撮影日から何週間も過ぎているものもありますが、しばらく撮りためてきた山野草などを紹介していこうと思います。

初回の今日は、4月9日の酒波寺の桜の帰りに立ち寄った、新旭町の湖岸に咲くノウルシです。

 

 

ノウルシは河川敷や湿地に群生するトウダイグサ科の植物です。

傷をつけると乳液が出て、ウルシのようにかぶれることから名がつきました。

花期は4~5月で、茎の先には5枚の葉を輪生し、それぞれの葉腋から杯状花序をつけます。

花序の下に黄色い苞葉があり、遠目にはそれが花のように見える。

環境省レッドリスト2020「準絶滅危惧」に指定されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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撮影日 2022年4月9日

撮影地 琵琶湖岸(高島市新旭町)


正法寺の藤 (滋賀県蒲生郡日野町)

2022年05月01日 | 

 

4月28日、数年ぶりに日野町の山里にある藤の寺、正法寺へ出かけました。

前回は2016年でしたので6年ぶり、本当に久しぶりです。

近くには天然記念物に指定されている「鎌掛(かいがけ)谷ほんしゃくなげ群落」のしゃくなげ渓谷があり、

前回2016年はしゃくなげ渓谷からの帰りに正法寺に立ち寄りました。

数年ぶりに出かけた正法寺の藤は見頃には少し早くて、GW中には一番の見頃を迎えそうです。

 

 

まずNikon D4Sでの撮影分から紹介します。

まるで秋のような真っ赤なモミジ。新緑とのコラボが綺麗でした。

 

正法寺(しょうほうじ)(臨済宗妙心寺派)は、近江鉄道日野駅の南東約5.3km、正法寺山(361.8m)の麓にある寺院です。

一般には、鎌掛の藤寺として広く親しまれています。
 本尊の十一面観世音菩薩は、33年に一度の開帳がある秘仏であり、

鎌掛(かいがけ)の里では昔から安産の守護仏として深く信仰されています。

また、本堂横のすぐ山手には、国の重要文化財に指定されている石造宝塔もあります。

 

国の重要文化財に指定されている石造宝塔

 

 

 

 

 

長い房ではないですが、広角で見上げた構図で撮影。

 

 

 

 

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本堂の扉は閉められています。

以前は解放されてお参りできましたが、コロナの感染予防の影響だと思います。

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ここからはNikon D810での撮影

 

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6年前にはなかった鹿や猪避けのネットフェンスが設置されてました。

外からこのアングルで撮影するのが絵になるように思います。

 

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入り口に協力金300円を入れる箱が置いてありました。

 

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6年前もこの石仏を撮ってました。

 

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この日は午後から出かけたので、しゃくなげ渓谷には行かずに帰宅しました。

シャクナゲの見頃は、この日にはすでに終盤だったようです。

 

 

撮影日 2022年4月28日

撮影地 普門山 正法寺 (滋賀県蒲生郡日野町)