小春日の目を細めおり六地蔵 丈子

小春日和にさそわれて
気ままな彷徨の自由を楽しむ
襟元を撫でる風も懐かしい
動くもののない世界の美しさを楽しむ
かすかな小鳥の声
隣町の六地蔵
目を細めるのは眩しいからか
汚れし世間への悲しみか
はたまたしばしの平安への感謝の祈りか
百戸ばかりの集落をすぎる

小春日和にさそわれて
気ままな彷徨の自由を楽しむ
襟元を撫でる風も懐かしい
動くもののない世界の美しさを楽しむ
かすかな小鳥の声
隣町の六地蔵
目を細めるのは眩しいからか
汚れし世間への悲しみか
はたまたしばしの平安への感謝の祈りか
百戸ばかりの集落をすぎる