早とちりこれが性分つくしんぼ 丈子
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春をつげるつくしの芽
霜の中で震えていたり
時には季節はずれの雪に埋もれたり
芽をだしてはみたものの大きくもなれず
天気が良ければ摘まれてしまう
ちょっと早とちりの損な性格
懲りないのもまた性分
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春をつげるつくしの芽
霜の中で震えていたり
時には季節はずれの雪に埋もれたり
芽をだしてはみたものの大きくもなれず
天気が良ければ摘まれてしまう
ちょっと早とちりの損な性格
懲りないのもまた性分
春霜のにじみし畔につくしの芽
これは去年の習作、1年おいて同じ句材で推敲したり作り直してみたりしてみるっが
どちらが宜しいのかは本人にはよくはわからないのが困る