コラーゲン鯛の煮凝り白寿膳 たけし
「第16回竹とんぼ句会たより」vol.7
最終報告はブログ管理人のたけしです
ここのところ句友の作品がみな眩しくてスランプ気味だが
句会では何食わぬ顔しているが厳しい選句眼におどおどでありました
表題句は白寿になる知人の鉱物が鯛の目玉と聞いて
「鯛の目の真白く煮えて白寿膳」の書案を詠んだが
季語がないとの指摘にたじろいだもの
推敲添削しての1句であります
雪兎いま欲しいものサングラス
雪兎は雪で作って楽しむのものらしいが
作者の脳裏にある雪兎は本物の兎
北海道での冬の暮らしを経験している
月の中を真っ直ぐに突進するような元気な兎をたくさん見た
冬桜ひと花空にそっと置く
冬桜は春の桜のように華やかではない
知らないうちに咲いて知らないうちに散っている
一枝にひとつふたつの花
見上げた空にそっと置かれるようだ
晩学や勤しみに和気去年今年
俳句に親しんで3回目の年の暮れ
友人たちに恵まれての晩学
進歩は遅々たるものだが学びくさり
ながらの和気藹藹 来年も継続できそうだ
「第16回竹とんぼ句会たより」vol.7
最終報告はブログ管理人のたけしです
ここのところ句友の作品がみな眩しくてスランプ気味だが
句会では何食わぬ顔しているが厳しい選句眼におどおどでありました
表題句は白寿になる知人の鉱物が鯛の目玉と聞いて
「鯛の目の真白く煮えて白寿膳」の書案を詠んだが
季語がないとの指摘にたじろいだもの
推敲添削しての1句であります
雪兎いま欲しいものサングラス
雪兎は雪で作って楽しむのものらしいが
作者の脳裏にある雪兎は本物の兎
北海道での冬の暮らしを経験している
月の中を真っ直ぐに突進するような元気な兎をたくさん見た
冬桜ひと花空にそっと置く
冬桜は春の桜のように華やかではない
知らないうちに咲いて知らないうちに散っている
一枝にひとつふたつの花
見上げた空にそっと置かれるようだ
晩学や勤しみに和気去年今年
俳句に親しんで3回目の年の暮れ
友人たちに恵まれての晩学
進歩は遅々たるものだが学びくさり
ながらの和気藹藹 来年も継続できそうだ