づぶ濡れの大名を見る炬燵かな 一茶 2016-11-11 | 一茶鑑賞 づぶ濡れの大名を見る炬燵かな 冷たい雨が降るなか、 大名行列がずぶ濡れになって通り過ぎていく。 何と大変なことだ。 障子の隙間からのぞき見ている こちらは暖かい炬燵の中だというのに 権威への反発を、小気味よい諧謔で表す。。〔季語〕炬燵