炎昼やスキンヘッドのミュージシャン

ストリートミュージシャンの記憶は傷痍軍人だった
母に手を繋がれての墓参りでよく見かけた
白い募金箱へなにがしかの硬貨を入れた記憶がある
現代のストリートミュージシャンはアーチィストだ
炎天でギターをかき鳴らして自己陶酔
観客がいるいないは気にしている風もない
つきささる日の目風の目薄衣
もっとどっきりの写真をと思ったが
慎ましく和服のうすものを採用した
日の目は夏の日差し
風の目はうすものをつきぬける風の気持ち
好奇の目はつきささっている
牧牛に呼び名のピアス雲の峰
先年の句の改作
自分なりには得心の作品だが
「だからどうした」と云われ堂

ストリートミュージシャンの記憶は傷痍軍人だった
母に手を繋がれての墓参りでよく見かけた
白い募金箱へなにがしかの硬貨を入れた記憶がある
現代のストリートミュージシャンはアーチィストだ
炎天でギターをかき鳴らして自己陶酔
観客がいるいないは気にしている風もない
つきささる日の目風の目薄衣
もっとどっきりの写真をと思ったが
慎ましく和服のうすものを採用した
日の目は夏の日差し
風の目はうすものをつきぬける風の気持ち
好奇の目はつきささっている
牧牛に呼び名のピアス雲の峰
先年の句の改作
自分なりには得心の作品だが
「だからどうした」と云われ堂