龍神の総身はいかに鱗雲

秋天の鰯雲には懐かしい少年期が蘇る
少年時代に補注網を持って
走り回っていた頃の空の記憶だろうか
鰯雲より厚ぼったい鱗雲
いつも竜の鱗のように感じる
空をゆうゆうと泳ぐ竜も澄み切った
秋空の空気を満喫しているようだ
茜色の鱗雲には息をのむ
原句
秋天の鰯雲には懐かしい少年期が蘇る
少年時代に補注網を持って
走り回っていた頃の空の記憶だろうか
鰯雲より厚ぼったい鱗雲
いつも竜の鱗のように感じる
空をゆうゆうと泳ぐ竜も澄み切った
秋空の空気を満喫しているようだ
茜色の鱗雲には息をのむ
龍神に空はせまさう鱗雲
「空はせまそう」があまりにも平易だったようだ