山下道吾本因坊に羽根直樹九段が挑戦している第66期本因坊戦七番勝負だが、第3局を終わって山下本因坊の3勝0敗となっている。羽根九段にとってはあと1回負けると第5局以降を行うことなく終わりになってまうので、かなりのプレッシャーのはず。七番勝負は日本各地を転戦することになっていて、受け入れ先も決まっているのに、それらがチャラになってしまうことになる。スポンサーの新聞社にとっても早く終わってしまっては紙面を何で埋めるか悩ましい。今週の水曜日が注目の第4局である。一矢報いてほしいところだ。
ところで、将棋の方だが、羽生名人に森内九段が挑戦する第69期名人戦七番勝負が、羽生名人の0勝3敗のカド番から、羽生名人が盛り返し、3勝3敗になった。さすが名人!