入社して間もない20年以上も前のこと、銘柄は忘れたが、銀座で「新入社員は自分では飲めない酒だぞ」と言われながら飲ませてもらったことを思い出した。
いつの間にかそのような酒も飲める歳にはなったが、外で飲むといくら金があっても間に合わない。だからウイスキーは、夜、自宅でのんびりしながら飲むことが多い。1本1本いろいろな個性的な酒に出会うのが楽しみである。
さて、今日、初めて開けた「スキャパ14年」。ボトルを開けた途端に豊かな香りに驚かされた。さらに口に含むとフワッと広がるその香りたるやものすごく、面白い1本である。やや大人しい感じもするが、軽くてとても飲みやすく、女性が好む酒かもしれない。