「サービスです」とマンゴーラッシーをいただいた。経営が変わったっぽい。
食べている時は、気がつかなかったのだが、目が不自由な女の子が一人でお店に来ていた。
杖をついていて、ビルから出る時、デパートのような造りのガラスドアに少し戸惑われていたので、全盲の方だったようだ。
改めて街の中を見回してみると、最低限の誘導プレートはあるが、バリアフリー、ユニバーサルデザインにはほど多い。目が不自由な方には危険がいっぱいである。インド料理を食べるには、地下に下りる階段の入り口を探して、階段を下り(階段は一直線ではなく、途中で折り返しになっている)、地下街に入るところの重いガラス戸を手で明けて入り、インド料理屋を見つけ、注文しなければならない。誘導プレートがあるのは、外の歩道だけである。
目が不自由な方だって、自分で自由に、いろいろな料理を食べたり、いろいろなお店に入ったりしたいのだ。インンフラ側も気がつかなかったり、忘れていることが多い。