『阿蘇市』

2007年10月17日 | Weblog
   ◎研修視察3日目。阿蘇市役所バイオマス施設&大阿蘇環境センター『未来館』へ行ってきました。

  『未来館』は“ゴミ”として家庭や事業所から出されている一般廃棄物を焼却や埋め立てといった方法で処理することなく“ゴミ”を
  固形燃料化するという『RDF方式』を採用して、製造された固形燃料を発電用燃料として活用させる“循環型廃棄物処理施設”です。

 RDF=Refuse(廃棄物)Derived(導かれた)Fuel(燃料)の略です。
     円柱状の直径15ミリ×30ミリくらいの見た目は、適切ではないかも知れませんが“かりんとう”のような形をしています。

 家庭などから出される生ごみ等の可燃ゴミ、廃プラスチックや木くず等をRDFにして大牟田リサイクル発電の発電燃料となります。

 大カルデラ大阿蘇のの外輪山に広がる広大な草原の大自然と環境に優しく、ゴミエネルギーの有効利用がなされている施設でした。

 最終処分場に埋める作業がないシステムです。
 草本系バイオマスエネルギー利活用システム実験事業と合わせて『人と自然の共生』を目指す阿蘇市の研修に
 深く学ぶものがありました。