血液検査で…『うつ病』を診断へ。

2009年07月27日 | Weblog
    ◎先日の朝日新聞に…厚生労働省の研究で、血液検査で『うつ病』の診断をする方法を開発という記事が目にとまりました。

    白血球の遺伝子がストレスで変化することに着目して、約3万個の遺伝子の中から…神経伝達や免疫等に関連する24の遺伝子が

    『うつ病』と健常者で異なる働き方をすることを突き止めて活用するというもののようです。

    問診と併せて簡単な診断法で、見逃しを減らす事に期待もかかります。

    『うつ病』など気分障害と診断される人は…年間約100万人にも上るといわれ…

    また…他の病気との境目があいまいな例も多いので…診断に困難さも伴ないます。
   
    血液検査による診断法が実用化されても、医師の面接による診断は必要とされていますが…

    一番大切なのは…職場や家族の『気づき』と早期の適切な対応であると思います。

    どうも…この国の風土的に、『心の健康』『心の病』には…オープンにしづらい感覚があるようですが…

    この辺の意識改革が最も身近で、重要な事でもあるとも思います。