◎横浜市の予算は、使い道や収入源の違いから、3つのグループ会計に分かれています。

市民の方から、特別会計についてのご質問がありました。
横浜市の予算は、使い道や収入源の違いから、3つのグループ会計に分かれています。
・一般会計・・・福祉、医療、教育や、道路・公園の整備など基礎的な行政サービス行う会計で、市税は主にこの一般会計に使用されます。
・特別会計・・・特定の事業を特定の収入によって行い、その収支を明確にするために一般会計から独立させた会計です。
・公営企業会計・・・地下鉄、バス、水道、病院など、民間企業と同じように、事業で収益をあげて、運営されている会計です。
(資料:横浜の家計簿:ハマの台所事情参照)

横浜市の特別会計は17あります。
以下の金額の数字は22年度の数字ですが、バランスがイメージできるので参考までに記載します。
国民健康保険事業費:3150億円 老人保健医療費:3億円 介護保健医療事業費:1915億円
後期高齢者医療事業費:517億円 港湾整備事業費:51億円 中央卸売市場費:34億円
中央と畜場費:43億円 母子寡婦福祉資金:9億円 勤労者福祉共済事業費:5億円
公害被害者救済事業費:0.4億円 市街地開発事業費:132億円 自動車駐車場事業費:13億円
新墓苑事業費:3億円 風力発電事業費:0.6億円 緑保全創造事業費:94億円
公共事業用地費:165億円 市債金:5502億円
尚、23年度におけるそれぞれの会計算予算額は・・・
一般会計:1兆3899億円 特別会計:1兆2388億円 公営企業会計5755億円 です。
横浜市の人口は、3.687.311人(23年1月1日現在)で面積は434.98平方キロメートル。
人口は、静岡県の約380万人やコンゴ共和国約380万人やモルバド共和国約380万人と同じになります。
こうした財政の健全財政を維持するためにも行政は運営の時代から・・・経営の時代と言われています。
ムダの削減と将来への投資をしっかりと見極めていかねばなりません!