◎横浜市では、18年度予算から、国より厳しい考え方の「横浜方式のプライマリーバランス」の黒字を維持しています。

プライマリーバランスとは、基礎的な財政収支と言われ・・・一般会計において、歳入総額から国債発行収入を差し引いた金額と、
歳出総額から国債費を差し引いた金額のバランスを指します。
横浜方式のプライマリーバランスとは・・・市債残高の減少を目指すために、「市債発行額をその年度の元金償還予算額の範囲内に抑える」
とともに、市債以外の歳入確保と歳出抑制を徹底して、当該年度の収入で、利払いを含む当該年度の支出をまかなう・・・こととし・・・
利払いを含むという点で・・・国のプライマリーバランスより厳しい基準となっています。

横浜市において、平成23年度は中期4か年計画を本格スタートさせる政策実行のとしています。
一般会計当初予算でも、横浜方式のプライマリーバランスの黒字を引き続き維持し134億円の黒字としています。
行政も運営の時代から「経営」の時代といわれます。
持続可能な財政の確立を目指した財政の健全化が原点となります。