人口減少・少子高齢社会の時代の支えあう社会を

2012年01月03日 | Weblog
                   ◎厚生労働省の2011年の人口動態統計(年間推計)が公表されました。

                          

                   人口減少社会そして、少子高齢化…

                   日本は、かつて多くの現役世代で高齢者を支える“胴上げ型”の社会。そして、今は“騎馬戦”であり

                   近い将来は“肩車型”になる。賦課方式の社会保障のあり方や消費税のあり方は避けて通れない課題です。

                   年金や医療、介護などの社会保障制度を持続可能ならしめる、この国の形を示す政治の大命題があります。


                          

                   人口減少…

                   厚生労働省が2011年の人口動態統計(年間推計)が発表され…

                   出生数と死亡数の差である自然減は戦後最大の20万4000人。
                   
                   出生数は戦後の統計をを取り始めた1947年以降で最少で、死亡数は、東日本大震災の影響もあり最多の記録。

                   この1月1日現在での20歳の新成人は122万人で、第一次ベビーブーム時代の新成人の半数以下でもあると…

                  

                          

                   本日の朝日新聞の社説に…

                   成長社会から成熟社会へ移行するいま、何より大切なのは、若い世代を強くすること。

                   教育を受けやすくする。雇用の機会を広げる。子どもを産み育てる環境を整える。それが、政治の最優先課題とあります。

                   …忘れてはならない前提は、若い世代が税や保険料を納められなければ、社会保障は成り立たない。

                   担う側がやせ細っていては、肩車は、お年寄りもろとも崩れてしまうという現実とあります。

                   
                   社会全体で子育てを応援し、地域で支えあう協働型の福祉社会や、若者の雇用等、声の届く現場の課題解決に推進の

                   カギがあるように思います。