新しい社会的セーフティーネットを目指して

2012年01月09日 | Weblog
                        ◎“事後から事前的なセーフティーネット”も必要な時代です。
                         
                          雇用・社会保険・生活保護や公的扶助・そして教育等困難を抱える若者のへのセーフティーネット等
                           
                          制度の見直しあり方を含めて検討が必要です。

                         

                         

                        昨年、全国で生活保護を受給している人が、最多の205万人を超え過去最多を更新しました。

                        横浜市は、制度の抜本的な見直しとして、国に対し1、65歳以上の高齢者に対する、新たな社会保障制度の創設

                        2、不正を許さない制度 3、生活保護に至る前の低所得者層及びホームレスに対する支援策の構築を提案しています。                         

                         

                        また、横浜市では、今までも若者の就労支援、住宅とケアの連携による自立支援の施策、公教育とセーフティーネット等、

                        各施策分野の取組みと横断的な議論や調査もされてきました。

                        経済が成熟し、少子高齢、人口減少社会での新しいセーフティーネットの確立が必要です。                        

                         

                        急増する生活保護費への対策では、働ける生活保護受給者の就労支援を行っています。各区に就労支援専門員を配置し、
                    
                        2010年度33人の専門員の支援で1563人が就労そ約6億9000万円の保護費が縮減。

                        2011年度は、専門員が48人に増員されてもいます。
                 
                        中区の寿町では、中区の寿町では、生活訓練や清掃技訓練を実施して就労につながってもいます。

                        また、不正受給の防止にも取り組んでいます。 

                        若者の雇用や高齢者の住まい等、時に適った仕組みづくりが求められます。