命と生活と財産を守る 公共事業

2012年06月01日 | Weblog
                          ◎都心を走る首都高速は、1962年に開通して今年で50年。

                          

                          都心を走る首都高速は、1962年に開通して今年でちょうど50年を迎えます。

                          全長300キロの内、半分近くの区間が建設から30年経過。

                          コンクリートが脆くなり剥がれ落ち、鉄骨がむき出しの箇所もあり、このまま放置しておけば災害時には

                          大きな被害が予想されるため、地震に備え大規模改修計画を実行せねばなりません。

                         
                          

                          先日も、防災・減災ニューディールを取り上げさせていただきましたが、「災害に強い国づくり」のために

                          老朽化した道路・橋などの再整備に集中投資をし、命を守るコンクリートを築くことです。

                          コンクリートの耐用年数は一般的に50年~60年といわれ、橋や道路・河川施設・港湾岸壁などのインフラの

                          老朽化による防災力の低下が心配されている訳です。

                          高度経済成長に集中して建設された橋・高架高速道路は2029年度には建築後50年以上が経過する割合が

                          51%にもののぼり、建設後50年が経過すると急速にメンテナンスに時間とお金がかかることにもなります。


                          

                          命を守るという点では、東日本大震災では、津波を想定して高台に計画された三陸縦貫自動車道が、避難・救援道路

                          として“命の道路”としての機能を発揮ました。

                          また、第2東名高速も建設中は税金の無駄遣いとの批判もありましたが、東海地震の際のバイパスルートとしてや

                          3・11以降、第1東名の迂回路として渋滞が激減しています。
                 
                          これまで、学校の耐震化にも公明党は、尽力をしてきましたが『命をまもる』コンクリートを、防災・減災ニューディール政策

                          として、・大地震から命を守り ・不況下の仕事をつくり ・災害による将来の経済損失を抑える政策として推進することを

                          訴えています。