『保育ママ』

2007年10月21日 | Weblog
   ◎働く親に代わって3歳未満の子供を日中、自宅で預かる「保育ママ」の増員に、厚生労働省が来年度から乗り出す事となりました。


  認可保育所に入りたくても入れない待機児童は、今年4月現在、全国で約1万8000人いるそうです。
  
  保育ママが預かる子供は、3人以下で保育所に比べて家庭的な環境で保育ができるとされています。

  保育ママの収入は、国や地方自治体からの補助金と利用料が半分づつとなっており、公的補助の大幅な引き上げで経済的な支援を手厚くすることなっています。

  保育支援員も新たに、保育ママ10人に1人の割合で置かれます。

  今月だけで、私のところにも3件の保育園の入園についての市民相談がありました。

  『認定こども園』等の統合サービスの拡大推進も含めて、更なる充実と財政的支援を行うよう働きかけて行くべき問題です。

『Social Capital』…地域力

2007年10月20日 | Weblog
   ◎10月は、地域行事が目白押しです。本日は、片瀬小学校運動会・ドラゴンボートレース・公民館祭り・地域ミニ集会が開催されました。

 ソーシャルキャピタルとは、地域のネットワークによってもたらされる規範と信頼です。
 具体的には、ボランティア活動や官民連携などなど幅広い横型ネットワークによって支えられるものです。

 ソーシャルキャピタルの質が高い地域は、地域内の社会的応答性が創造的に高まり、地域の治安や経済活動が改善し、出生率も高まる
といった実証結果も報告されています。

 固い表現をすれば“社会資本”です。
 それは施設等の物的な社会資本ではなく、行政・企業・住民を結びつける人間関係、市民関係のネットワークであり、社会関係資本や
 協働関係資本にあたります。

 今日も、一つひとつの開催行事に地域の力が、ありました。

 創造的、統合的“Social Capital”の重要性を痛感致しました。

『文化芸術の振興』

2007年10月19日 | Weblog
   ◎第58回 『藤沢市中学校音楽会』が藤沢市民会館にて開催をされました。
 
  第一回は58年前に5校の参加でスタートをした音楽会で、今日は市民会館で盛大に素晴らしい
  演奏・歌声を披露してくださいました。

 午前の部が吹奏楽・管弦楽で、午後が合唱・琴合奏でした。

 日頃の練習の成果を思う存分発揮して、素晴らしい音楽会であったと思います。

 文化芸術には一人ひとりの創造性をひらき、多様性を尊重する社会を形成するとともに、他社への尊敬と愛情の心を育み、
 青少年を健全に育成する力があります。

 子供から高齢者まで、誰もが本物の文化芸術に触れる機会を拡げるため、地域ごとに「文化芸術鑑賞の日」(仮称)の設置の推進や低廉な料金で文化芸術が鑑賞ができるように、文化芸術団体への支援を強化する事に公明党は取り組んでいます。

『低年金対策』

2007年10月18日 | Weblog
    ◎公明党は、福田政権の取り組む喫緊の課題として低年金対策を求めています。

 “国民年金は生活保護よりももらえる額が少ない”…との声が上がっています。
 生活保護と年金は同じ土俵での比較をする質のものではないかも入れませんが、年金受給者からの生の声です。

 地道に40年間年金を納めても生活保護よりも受給額が少ない現実は、現役世代にも影響を与えるものです。

 ○保険料納付の期間延長を提案
  保険料の納付は2年間で時効です。これを5年間に延長し、追納できるようにすれば年金の受取額が増えます。

  25年の受給資格がわずかに足りない人は無年金を回避できます。

 ○国民年金基金をさらに利用しやすい制度に改める。
  現在は、60歳未満の加入しか認められていないが、加入年齢の上限を引き上げる見直しを行えば受給額アップに繋がります。

 ○掛け金の小口化を図るべき。
  現行の国民年金基金は、20歳男性で月額9000円の掛け金で、月額3万円の上乗せができます。これを若い人の為に、ハードルを下げて6000円に下げれば加入しやすくなります。

  政府&与党は財源問題を含めて着実に取り組んでもらいたいと思います。

『阿蘇市』

2007年10月17日 | Weblog
   ◎研修視察3日目。阿蘇市役所バイオマス施設&大阿蘇環境センター『未来館』へ行ってきました。

  『未来館』は“ゴミ”として家庭や事業所から出されている一般廃棄物を焼却や埋め立てといった方法で処理することなく“ゴミ”を
  固形燃料化するという『RDF方式』を採用して、製造された固形燃料を発電用燃料として活用させる“循環型廃棄物処理施設”です。

 RDF=Refuse(廃棄物)Derived(導かれた)Fuel(燃料)の略です。
     円柱状の直径15ミリ×30ミリくらいの見た目は、適切ではないかも知れませんが“かりんとう”のような形をしています。

 家庭などから出される生ごみ等の可燃ゴミ、廃プラスチックや木くず等をRDFにして大牟田リサイクル発電の発電燃料となります。

 大カルデラ大阿蘇のの外輪山に広がる広大な草原の大自然と環境に優しく、ゴミエネルギーの有効利用がなされている施設でした。

 最終処分場に埋める作業がないシステムです。
 草本系バイオマスエネルギー利活用システム実験事業と合わせて『人と自然の共生』を目指す阿蘇市の研修に
 深く学ぶものがありました。

『熊本市』

2007年10月16日 | Weblog
◎写真=熊本市内の「たぬき通り」で…

昨日に続き、全国市議会議長会研究フォーラム2日目に参加しました。

本日は、『課題討議』で1、予算決算審査のあり方、2、委員会運営のあり方について、多摩市議会・富山市議会・函館市議会・久留米市議会のそれぞれの議長などからの現状報告のあと、質疑がありました。

昨日、今日と大変に勉強になりました。

最後にコーディネーターの横道清孝さん(政策研究大学院大学教授)がコメントされていましたが…1、『議決権』に対する実力を持った議会。2、『監視権』政策評価力を高めた議会3、『政策立案能力』を高めた議会。

この2日間大変に勉強になりましたし…様々な刺激を受けて貴重な視察となりました。

『研究フォーラムin熊本』

2007年10月15日 | Weblog
   ◎全国市議会議長会『研究フォーラムin熊本』が熊本市民会館で開催をされ、参加を致しました。

 本日、明日と開催をされます。
 第1日目の本日は、第1部が竹中平蔵元総務相の『地方行政の課題』についての基調講演。

 第2部が地方行財政改革の行方と題して『パネルディスカッション』が行われました。

 国がやるべきこと。
 地方がなすべきこと…そして責任。
 地方分権一括法、破綻法制、税源移譲という観点から竹中前総務相の講演は、地方の時代の責任ある政治のあり方を考えさせられる内容でした。

 観光戦略としての“観光資源”の基底は“文化”であり、すぐに着手できる事業として・・・
 大学に観光学科の設置などの着手等を訴えられていましたが、私も大切な観点だと常々考えておりましたのでタイムリーなお話でした。

自分なりに、課題を深めて参りたいと思います。
 

『五頭竜』

2007年10月14日 | Weblog
  ◎“片瀬地区ふれあいまつり”30周年記念として“五頭竜”の松記念植樹が行われました。

 『五頭竜』とういうのは…昔、鎌倉の深沢に周囲40里の湖があり、そこに五つの頭を持った竜が湖の主として住んでいたという
『江ノ島伝説』です。

 腰越の地名は、五頭竜が子供を一飲みにして満足げに湖に帰ったことから「死んだ子供が山を超える」というところから…
「子死越え」というのが地名の起こりとも言われています。

 欽明天皇の大地震の際に、忽然と現れた島が『江の島』と言われています。
 この江の島に“天女”が降り立ち…この天女に五頭竜は結婚を申し込みましたが、里人を苦しめてきた者の妻にはなれないと
断ったとされています。

 五頭竜は心を入れ換えて…
 人々を守るために、日照りの時には雨を降らせ、秋の台風の時には体を張って跳ね返し…
押し寄せる大波から陸地を守り、一生懸命人々の為に働いたそうです。

 死んでも里人を守るとして山となったのが現在の『片瀬山』とされています。
五頭竜の口の部分が『竜の口』のいわれだそうです。

 昨日、今日と片瀬小学校の生徒さんのパレードに始まり、賑やかに“地域文化の祭典”が開催され大成功理に終了しました。

 素晴らしい祭典を運営・参加された皆様に感謝申し上げます。

『ノーベル平和賞』

2007年10月13日 | Weblog
   ◎2007年のノーベル平和賞が米国のゴア前副大統領と国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPPC)」に授与が決まりました。

 ゴア氏の啓蒙活動を映画化した「不都合な真実」は、温暖化問題への世界的な役割を果たしたとされています。

 私も、この映画を見ました…温暖化問題への対策を促す“平和賞”に値する映画であると思います。

 地球温暖化が世界の平和や安全保障をも左右する脅威だとの認識が強まり、国連安全保障理事会で温暖化についての公開討論会も開催されました。

 CO2の削減など温暖化ガスの削減が政治の舞台でも最重要課題の一つとして明確にもなっています。

 地球の未来を考える…
 実効性のある地球温暖化防止策が促進される契機となる“平和賞”であってほしものです。




『障害者雇用』

2007年10月12日 | Weblog
  ◎障害者の方に対する雇用状況が進展する、実雇用率は法定雇用率に未だ及ばず、
   半数以上の企業が未達成状況にあります。

 平成18年度障害者雇用状況報告によると、民間企業における障害者の実雇用率は、1.52%で、法定雇用率達成企業は4.34%で、
 それぞれ前年に比べると上昇しているとのことです。

 障害者の方の就労意欲についても、ハローワークでの新規教職申し込み件数が10万人を超えているそうです。

 就職件数も約4万4000件となり、これまでにない高まりにはなっているようです。

 市民の方から…
 障害をお持ちのお子さんの件でご相談がありました。
 実際の皮膚感覚でいう、身の回りの状況は…いまだ中々困難を伴っているように思えます。

 “できないこと”の軽減をあらゆる領域において図っていくことの大切さ…

 全ての人の権利を平等にしていくためには最初から個人間に格差がない社会、障害・生活の不自由・働くことの不自由等を
率先して解決していくことが大切です。

 もっと、もっと…環境や障害者の雇用などでの先進国を目指して良いのではないでしょうか。