ケンのブログ

日々の雑感や日記

愚痴のひとつも言いたくなること

2017年11月05日 | 日記
愚痴のひとつも言いたくなることってある。
僕はお店に行って店員の方にものをお尋ねするとき
できるだけ丁寧に説明しようとする癖がある。
家電量販店で100ボルトの家庭用コンセントから
5ボルト2アンペアの電力を出力するACアダプターが
欲しいとき僕は丁寧に
「この機器はこのまま100ボルトで使用することはできないので
100ボルトのコンセントから5ボルトの電力を得る
ACアダプターはどこにありますか」と
Bカメラの店員さんにお聞きしたら
「ああ、変圧器ならあちらにあります」と変圧器のある場所を
案内された。
それから一ヶ月くらい経って今度は
Yカメラで「この機器を100ボルトのコンセントから
5ボルトで充電するACアダプターはどこにありますか」とお尋ねしたら
また「ああ、変圧器ならこちらです」と案内された。
僕はボルトという電圧の単位しか言ってないので
その点は確かに僕の過失なのだけれど
ACアダプターという言葉はちゃんと伝えている。
それに、自分が使う当該製品を店員さんにお見せした上で
お尋ねしている。
ACアダプターと変圧器は全く異なるもの。
なんか自分の説明不足が情けなくなってきてしまう。
そして、ある量販店で製品を買ったときレジの店員さんに
「これはどうやって充電したらいいんですか」と聞いたら
店員さんは「今、説明担当を呼びます」とおっしゃった。
説明担当の方はその製品をみて
ACアダプターのところへ僕を案内してくださった。
100ボルトの家庭用電源から
5ボルト2アンペアの電力で充電するACアダプターだった。
僕は製品にプラスしてそのACアダプターを買い求めて
家に帰ったら、AC アダプターは付属品として
製品の中にちゃんと入っている。
落ち着いて考えるとそれはそうだろうと思う。
充電しなければ使えない商品に充電器がついていない
という例に僕も今まで遭遇したことがない。
家で落ち着いて見ると製品のそと箱にも
ちゃんと付属品ACアダプターとかいてある。
もう、今の都会の家電量販店は
外国人の方にも対応しなければならないし
ありとあらゆる製品がおいてある。
ありとあらゆるお客さんから質問が来る。
製品を買う方も売る方も落ち着いて判断している
余裕がないという状況なのだと思う。
少しくらいの間違いはお互いに想定内ということで
考えないと乗りきれない時代なんだなと思う。

M神宮のお茶会に行った。

2017年11月05日 | 日記
今日はM神宮のお茶会に行った。
M神宮には昔、島流しの憂き目にあった
J天皇の都忘れの菊というのが本殿の
斜め前に植えてありそこにJ天皇の
お歌も書いてある。
そのJ天皇の都忘れの菊が小さな花を一輪、二輪と
咲かせていた。
白い小さな菊。
今年は菊は秋になるとお茶室のかけものや
お花に使われることを学んだけれど
ちょうどその季節に都忘れの菊も咲くんだな
ととても勉強になった。
僕の祖母は菊人形を見に行くのをいつも
楽しみにしていたけれど今から思えば
あれも秋だったのだろうか。
当時は季節のことを意識してなかったけれど、、、。
待合室のお軸は富士の山が描かれていた。
茶室のお軸には漢字が書いてあった。
なんと書いてあったか忘れてしまったけれど
そのお軸に書いてある言葉の意味は
あきの山の景色は上層へいくほど美しい
という意味だとのご亭主の説明だった。
「そういえば待合室のお軸は富士でしたね」と僕は言った。
「そうですね」とご亭主は言った。
棗には菊のご紋が描かれていた。
「菊のご紋を見るとおもわず枚数を勘定してしまうんですよ」と僕は言った。
「十六枚ですか」と回りにいた方のお一人が言った。
僕はおもむろに勘定して「そうですね十六枚です」と言った。
でも金色の十六紋の菊を見るとやはり気持ちがいいなと思う。
お茶碗の色も柿色と濃い緑をミックスした色合いで
秋の柿の実りを連想させるようなものだった。
隣の女性はお茶碗拝見で茶碗の手触りを確かめるように
見ておられた。
そういう女性ってけっこういらっしゃるんだなと思う。
受付の先生に挨拶をして茶室を出てまたお宮の境内に
でた。
一通り見回すともみじも紅く染まり始めている。
そんな季節なんだなと思う。
そういえば紅葉の見頃は今月中旬と新聞に書いてあった。
社務所の方を見るとそこの受付の場所に
J天皇都忘れの菊の鉢植えがおいてある。
いつもはその場所には菊の鉢植えは置いてないので
開花の時期をみて社務所の受付のところに
鉢植えをお出しになったのだと思う。
やはり神宮と言われるようなお宮を守る方は
ひとつひとつのことに対する心配りが違うなと思う。
社務所に宮司さんの奥さまと思われるような感じの
女性がいらしたので
「都忘れの菊咲きましたね」と僕は言った。
「いや、まだつぼみはふくらんでいますが咲いてはいないんですよ」と
女性が言った。
確かに鉢植えの菊はまだ咲いていなかった。
今にも咲きそうなつぼみの状態だった。
「いや、この状態ならちょっと日が照るかなんかすれば
あっという間に咲きますよ」と僕は言った。
「それに本殿の前の菊はもう咲き始めています
僕は今日来れて運がよかったです」と言った。
女性は何も言わずに笑っておられた。