ケンのブログ

日々の雑感や日記

紅葉の季節

2017年11月27日 | 日記
自宅近所のR宮にもみじを見に行った。
もちろんお参りもしたけれど。
明るい紅から濃い紅まできれいにグラデーションが出ていた。
今が、見頃ということだと思う。
これからだんだん色が濃くなっていってはが落ちるということだと思う。
紅葉の季節は桜よりも長いなと思う。
桜は咲くとまもなく散るけれど
紅葉は徐々に変化していく。
その変化の様もまた美しいと思う。
もちろん桜も花から葉桜への変化と言えば変化だけれど。
R宮には枝の細いもみじ、太いもみじと2種類あることもわかった。
それからR宮から山を登って10分のところにあるO山荘にも行った。
こちらも道々紅葉がきれいだったあと南天とシダ植物が
多くあるのが印象的だった。
シダが多いのはこの地域の植物の生態系の特色なのだと
どこかに書いてあったような記憶がある。
本当にきれいだなと思う。
O山荘はJRのO駅から徒歩10分だけれど
急勾配の坂で足が悪い人には上るのが難しい。
駅から山荘の門までマイクロバスが走っているので
タクシーでも行けるはずと思いO駅の駅員さんに聞いたら
「その質問ははじめてなのでわかりません
くわしいことはタクシーでお尋ねください
ただ、車が通れる道幅であればタクシーに断られることはないと思います」とのご返事だった。
JRの駅員さんがおっしゃる通りだなと思った。
車が通れる道幅があればタクシーを断られることは
そんなにはないと思う。
自分で考えればわかることを駅員さんに聞いてしまったなと思う。
その点は僕も反省なのだけれど、もしこれが田舎の駅だったら
「はい、お年寄りの方はみんなタクシーでいってますので
大丈夫ですよ」という感じの答えが帰ってきそうな気がする。
都会はいろんなことがシステム化されてしまって
駅員さんに限らず自分の管轄外のことはものが言いにくい感じに
なってしまっているなと思う。
田舎者の僕はそれで時々落ち込む。
そんなことを考えているとヨーロッパ系の女の子がきて
駅員さんに「ここから嵐山へ行けますよね」と言うようなことを英語で聞いた。
駅員さんは嵐山、とおっしゃってから無言で考えておられる
女の子が「京都へいったらいいですよね」と言うようなことを
英語で言った。
駅員さんはこっくりうなずいた。
それで女の子は改札を通ってJRのホームの方へいってしまった。
まあ、京都駅は大きな駅だからそこのインフォーメーションで
聞いたらきっと英語の堪能なスタッフがいるだろうと思う。
しかしJRのO駅にいるのならO駅から歩いてわずか5分程度の
HK電鉄のOY駅から乗ればK駅で乗り換えればHK電鉄の嵐山の
駅まで30分でつく。
京都駅に出るとそこから地下鉄で北に行ってHK電鉄にまた乗り換えて
もう一回OY駅の方向に向かってさらにK駅で乗り換えてやっと
嵐山という関西にすんでいる日本人なら絶対に使わない複雑な経路に
なってしまう。
時間も最初からHK電鉄に乗れば30分程度だけれど
京都駅まで行ってまた嵐山まで折り返すと最低1時間くらい
インフォーメーション問い合わせる時間も含めたら
一時間半くらいかかってしまう。
それは、バックパックで海外旅行をするのなら
思わぬ遠回りをしたというのもよい思い出になるはずだけれど
やっぱり英語ができればなあと思ってしまう。
僕も英語は読むことはある程度なんとかなっても
ほとんど実地にしゃべったことがないので
とっさに対応できない。
あるときも在来線でって言おうと思ったら
在来線って英語でどういうんや、ということになって
頭が真っ白になってしまったことがある。
その話をある人にしたらそんなのローカルラインでいいんちゃうかと
言われたけれど、そもそも海外旅行しているヨーロッパ人にとっては
日本じかんでさえもジャパニーズローカルタイムだから
在来線とローカルラインは違うような気がする。
短距離の移動だったらそれで通じるかもしれないけれど。
本当に、JRのO駅からHK電鉄のOY駅までは
「まっすぐ行って左に曲がって歩いて5分」といえば
それだけで道の説明もできる。
go straight turn to the left and five minites walkと言えば
細かい冠詞は違っているかもしれないけれど
たぶん通じると思う。
でも、もし通じなかったときに、もうここからはまっすぐでいいよ
というところまで一緒にいこうとすると女の子が驚かないかな
とか思ったりするとやっぱり言葉が出ない。
女の子が最初から僕に声をかけていてくれたらなんとかなったと思うけれど
駅員さんに聞いているのに僕が割ってはいるような勇気はない。
そういう勇気がでるようになればいいとは思うのだけれど。
女の子もきっと日本って本当に英語が通じない国だなと思っていると思う。