ケンのブログ

日々の雑感や日記

歌声サロン

2018年06月12日 | 日記
小雨模様のお天気。
隣の町の市民交流センターで催された歌声サロンに行く。
雨模様の天気なのでどうなのかなと思っていたら
僕の感覚で大体60名から80名くらいの範囲で
推移している参加者が今日は100人くらいいたような気がする。
あらかじめ並べていたイスの数が足りなくなって
歌声サロンの常連の方に促されて新たに
歌声サロンで借りている部屋の倉庫から椅子を30脚ほど追加した。
歌の先生も「今日は参加者が予想以上に多くて
歌詞カードが足りなくて申し訳ありません
足りないところはすみませんが二人で一枚のカードを見てください
多目に持ってくると今度は余ったときそれをストックする場所の
確保が大変だし本当に難しいんです
でも次からは今日の人数を基準に歌詞カードを用意します」とおっしゃった。
本当に歌声サロンを営もうと思うとおつりの用意から
歌詞カードの用意にいたるまでいろいろと気遣いが多いなと思う。
椅子を追加して自分の席に戻ったら隣の女性に
「ご苦労様でした」と言われた。
隣の女性の靴が上履きシューズに見えたので
「それ上履きシューズですか」と僕が言ったら
「何言ってんの。これ普通のシューズやん」と女性は言った。
よく見ると艶のある赤い色の靴でバレーのトウシューズのように見える。
「それはごめんなさい。ここに柔らかいシリコンをいれると
バレーのトウシューズになりそうですね」と言ってお茶を濁した。
「ええよ。上履きとまちがえたかて別にかまへん」と女性は言った。
「ちょっとくずずれができてね、それで今はこの靴はいてるの」とおっしゃった。
見ると足の薬指にかさぶたができている。
「傷がなおるまではバイ菌が入らないように気を付けないとね
オロナインとかつけて」と僕は言った。
「そうそう」と女性は言った。
傷がなおったらグリセリンとかいいんじゃないですか
と言おうと思ってやめた。
そこまで口出ししいないほうがいいと思って。
一般に靴擦れの直しかた男より女性の方が詳しいし。
ピアノの先生はライトブルーのブラウスにライトブラウンの
スカート。
ちょっとイメージがカーボーイ風のスカートと思った。
僕が勝手に作ったイメージだけれど。
歌の先生はアイボリーのブラウスにライトブルーのデニムのズボン。
歌の先生もピアノの先生も明るくてからっとした色合いの
服装。梅雨だからちょっとでもからっとした感じにと思われたのかも知れない。
ピアノの先生がピアノをステージの端から中央へ移動させようと
なさっていたので手伝ったら
ピアノが大きく蛇行してステージから落ちそうになった。
もし今度手伝うときには力まかせにやらずに
ちゃんと力のベクトルを考えてしないと と思った。
はじめて先生がピアノを移動させるのを手伝ったので
ちょっと緊張して力任せになってしまった。
ただ、先生もピアノのタイヤのストッバを一個はずし忘れて
いたのでそれで蛇行した要素もあるかもしれない。
ちゃんとストッパがはずれているか確認もしないと、、、。
やってみて気づくことがいろいろとある。
途中で歌の先生がセレナータと歌われたけれど
どの作曲者のセレナータか忘れてしまった。
ピアノの先生の伴奏はいつものことながら
柔らかいおとが美しいと思った。
最後に忘れな草をあなたにを歌ったところで
予定時間の十五分前になった。
市民交流センターの会場は時間通りに明け渡すことが
ルールになっている。
歌の先生は「雨の日にちょっと暗い歌で終わるのもイヤですね
時間がギリギリですけれどこの広い野原いっぱいを歌いましょう」とおっしゃって
最後はこの広い野原いっぱいを歌って終わった。