ケンのブログ

日々の雑感や日記

コロナウイルス 相撲や野球にも影響

2020年03月04日 | 日記
大相撲春場所が無観客開催か中止、春の選抜高校野球も無観客開催か中止、オリンピックも状況次第でどうなるかわからないということが報じられている。

テレビがあれば続々と流れてくるニュースに緊迫感が高まるような気がするのだけれど僕はテレビを持っていないので(手のひらサイズのポータブルテレビは一応あるけれど、実質テレビを持っていないと言ってもいいと思う)どうもコロナウイルスのニュースには今ひとつピンと来ていないところがある。

しかしこれだけスポーツのイベントが中止とか無観客とかいうことになるとやはりそうとうコロナの影響は出ているんだなと思わざるを得ない。

高校野球が中止もしくは無観客というニュースへのネットの書き込みに、他の競技も中止になっている。頑張っているのは野球だけではない。野球が中止になるのも当然というようなものがあった。

あくまで僕個人の考え方だけれど、他の競技も中止なのに野球は特別視できないという考え方が僕は好きではない。同様に頑張っていても注目度の高い競技であるがゆえのしんどさはあるだろうし、それぞれの競技がそれぞれの競技の特性を考慮して中止か無観客開催かを決めればいいように思う。

なぜ、野球だけという考え方が好きでないかと言うと、〇〇だけ特別なんて許せないという思考方法がくせになると様々なシチュエーションで出る杭をどんどん叩いていって、出る杭を叩いた結果としての平等ということになってしまう。

そういう平等では全体のレベルは低下し、叩かれたものの間から、また新たな不満や抑圧が生まれ、それが新たな不均衡を生むというふうに僕は考えるからだ。

相撲も無観客か中止ということでちょっと寂しいなと思う。2011年に本場所が技量審査場所に変わったことがある。そのときはテレビ放送も中止になりニコニコ動画が相撲のライブを配信した。その映像は小津安二郎の映画のようにカメラの位置が正面に固定されたものでそれを見ることでいろいろな発見があった。今回の相撲や野球はどうなるのだろう。事態の推移に注目したい。