今日の読売新聞の編集手帳に、8月は終戦の月ということで広島 長崎の原爆のはなし、北陸の空襲の話が出ている。
そう、8月は終戦の月だなと僕も思う。
終戦の月というと心に思い浮かぶ歌が僕には2つある。
ひとつは、古関裕而さんが作曲して藤山一郎さんが歌った、長崎の鐘。
藤山一郎さんって、子供の頃はテレビの歌番組の最後の方に出てきて、青い山脈など懐メロを歌うおじさんだと思っていた。
この歳になって、藤山一郎さんの歌を、ユーチューブなどでいろいろ見るにつけ、懐メロを歌うおじさんなんて子供の頃はひどいことを思っていたもんだと思う。
直立不動の姿勢で、正確な歌唱、こころもこもっている、惹きつける力もある、本当にすごい人だったんだなとこの歳になってしみじみと思う。
もうひとつ、終戦の月と関連して僕が思い浮かべるのは
さだまさしさんの しあわせについて という歌。
この歌は、映画「ひめゆりの塔」の主題歌とウィキペディアで調べると書いてある。
沖縄では僕のあやふやな記憶だと、ひめゆり部隊が全滅した6月が終戦と思われているそうだから、8月にこの歌を思い浮かべるのは歌の由来という意味ではおかしいのかもしれない。
でも、そういう理屈を抜きにして、8月になるとなぜか、さだまさしさんの しあわせについて という歌も僕は心に浮かぶ。
その歌詞はこんなふうになっている。
“”
どうぞあやまちは二度と繰り返さずに
あなたは必ずしあわせになってください
愛する人とめぐりあえたら
抱きしめた腕をゆるめてはいけない
風は移り気 身を任せてはいけないよ
ときをこえて変わらないのが愛だよ
ありがとうさよなら
生まれ変われたならば
やっぱりあなたと愛し合いたいと思う
ひたむきな人と 愛を信じて
生きがいを咲かせ しあわせになりたい
ひとりひとりはみな とてもやさしいのに
なにも傷つけ合うことなどないのに“”
※上記の歌詞の中で「しあわせですか しあわせですか あなた今
何よりそれが 何より一番気がかり」 というリフレインが何度か繰り返されます。
たぶん どうぞあやまちは二度と繰り返さずに という歌詞は広島の原爆碑に刻まれた文が下敷きになっていると思うけれど、それが、碑文からは離れてさだまさしさんの言葉になっているところが好き。
うまく言葉では説明できないけれど、いい歌だなと思う。
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携帯電話が自動的に歩数をカウントしてくれるようになっている。
大阪で公共の交通機関を利用していた頃は、駅まで歩く、行き先の街で歩く
その繰り返しで、ほっておいても一日5000歩から10000歩は歩いていたけれど、岐阜で自動車が移動手段の中心になると、一日1000歩行くか行かないくらいになってしまった。
やはり、都会で自動車を持たない生活をしていると結構歩くんだなと思う。
えてして、田舎よりも都会の人のほうが歩くのは速いし歩きなれているなと感じる。
太らなければいいと思うのだけれど、これだけは思いのままにならない面もあるので、、、、。
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65歳以上の方のコロナワクチンの二回接種率が新聞によると、岐阜県が85%でトップになっている。
学力テストの正解率とか、コロナワクチンの接種率とかそういうデータは概して田舎の県がトップになることが多いように思う。
けれど、接種率が全国トップというのはちょっとしたお国自慢だなとは思う。
それはともかく いちにち いちにち無事に健康ですごせますように それを第一に願っていきたい。