新聞に「立秋」と書いてある。
秋というと僕がまっさきに思い浮かべる歌は「小さい秋見つけた」
こんな歌詞で始まる。
“”誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが 見つけた
小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた“”
まだ、この歌を歌うのにはちょっと早いように思う。
ちょっと陰鬱な雰囲気のメロディーだし、、、。
井上陽水さんの「カンカン照り」という歌の歌詞に次のようなフレーズがある。
“”動かないことが一番いいと
寝転んでいても汗ばむ季節
恋人はやさしく寄り添ってくるけれど
心も動かない“”
本当に、今は、じっとしていても暑いなと思う。
立秋のイメージって
僕にとって秋というよりは
お盆 終戦 夏祭り という感じだ。
夏祭りも今年は去年に続いて控えめになっている。
寂しいような気もする。
オリンピックの会場に観客がいないのもやはりどことなく寂しいし。
僕はオリンピックは新聞の写真を見るだけだけれど
やはり なんとなく 選手と観客が一体となった興奮は写真から伝わってこないなと感じることが多い。
レスリングで金メダルに輝いて、日の丸を掲げる向田真優選手の顔がどことなく寂しげに見えるのは、向田選手の胸にいろんなものが去来してそうなるのか、観客がいないからなのか。
きっと両方の理由によるのだと思う。
観客がいない寂しさということも向田選手の胸に去来しているかもしれないし、、、。
ただ、歓喜を爆発させたような表情よりも、ちょっと憂いのあるような表情の写真がむしろ意外と心をうつというか、心に残るということはあると思う。
憂いの中にむしろ救いがあるということも私達の多くが経験することであるし、、、。
それはともかく いちにち いちにち無事で健康に過ごせますように、それを第一に願っていきたい。