オリンピックでメダルをとられた方に水をさすわけでは決してないけれど、誰それ選手 金、 誰それ選手 銀 という文字だけ新聞で見ていると、本当に、日本人選手の結果だけ見ているという気分になってくる。
新聞の報道写真の説明文にもドイツの選手を攻める〇〇選手 というような感じで、メダルを取った選手の相手選手は国籍しか書いてないことが、このオリンピックでは慣例のようになっていることが最初から気になっていた。
ちょっと相手選手に対して失礼なような気もしたから、、、。
それでレスリングの川井梨紗子選手の金メダルはおめでたいこどだけれど、社会面の報道写真には「ベラルーシ選手を破り金メダルを獲得した川井梨紗子選手」と書いてある。
ええ? ベラルーシ選手って、。ベラルーシって国の名前じゃなかったの?と思った。
でも、日本でも地名と同一の名前っていくらでもあるから、たまたまその選手の名前がベラルーシなのかもと思って調べると、川井選手に破れたのはイリーナ クラチキナ選手(ベラルーシ)であることがわかる。
もちろんクラチキナ選手を川井選手が破ったと言ってもクラチキナ選手は日本では全く名前をしられていないから、報道する価値がないのかもしれないけれど、、、。
でも、ちょっと違和感を覚える。
僕のブログも誤植だらけだから、人の誤植をとやかく言えないけれど、誤植の少ない新聞がベラルーシ選手と誤植をしてしまうのは、やはり「ドイツの選手」とかそういう言い方が癖になってしまって、ベラルーシの選手と書くべきところをベラルーシ選手と誤ってしまうのだと思う。
たとえ日本では名前を知られていなくても、対戦相手の名前はちゃんと書くのが礼儀であるようにも思う。(個人の感想です)
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僕の母はスポーツ音痴で、例えば野球のレギュラーとエースの区別もつかない。
ある時、野球部で外野を守っている男の子に「あなたは外野のエースなの?」と尋ねて、男の子はあきれたような顔をして「僕はピッチャーではないのでエースじゃないです」と答えていた。
その母が、川井梨紗子選手の試合中の鬼の形相の新聞写真を見て「この子、むちゃくちゃの顔やん、でもええ子やね」とか、もう、その場の思いつきだけでブツブツ言っている。
「いや、試合中で力が入っとるから、そういう顔になるんや」と僕は言いつつも、試合後に川井選手が日の丸を背中に掲げてスマイルしている写真を見ると、たしかに、目が細くて優しそうな顔に見える。
まあ、なにはともあれ姉妹で金メダルでよかった。
でも、顔ということなら、僕は個人的には女性アスリートでは石川佳純さんが好きかなと思う。
石川選手が四天王寺高校に通っていた頃から好きだったりして、、、。
それはともかく いちにち いちにち無事で健康に過ごせますように。それを第一に願っていきたい。