ケンのブログ

日々の雑感や日記

悲しみは愛情の証

2022年09月14日 | 日記歌入り
9月13日付の読売新聞に英国ウィリアム皇太子がエリザベス女王を追悼する言葉が紹介されている。

こんな言葉だ。

「私たちが感じる悲しみは、傑出した女王に抱いていた愛情の証となるだろう。私は父である国王をできるだけ支えることで女王の思い出をたたえたい」と。

また
「おばあちゃんのいない生活を現実として受け止めるようになるまで時間がかかりそうだ」ともウィリアム王子は語られたという。

「悲しみは愛情の証」
悲しみを ポジティブにとらえる言葉になっている。

これは 例えば 旧約聖書の伝道の書で「悲しみは笑いにまさる」と書いてあるように かなしみをポジティブにとらえる キリスト教の影響が大きく表れた言葉だと思う。

エリザベス女王の折に触れた声明にも 聖書の影響を感じることが多かったけれど ウィリアム皇太子の言葉も同様だなと思う。

このような声明が出てくるのは エリザベス女王やウィリアム皇太子の お人柄によるところも大きいし また 英国国王は 英国国教会の 最高統治者でもあるわけなので おそらくは 子供のころから教会にたずさわり 聖書を勉強している ことも大きいと思う。

人柄と 教育の 双方がそろうというのは 本当に 尊いことだとは思う。

また、 そのような 言葉で エリザベス女王のことをたたえるとともに おばあちゃんのいない生活を現実として受け止めるには時間がかかる と家族としても 言葉も語っておられる。

そのように複眼的な視点で声明を出すことが 王室の一員と言えども 家族を思う一人の 人間であることには違いない という ことがらの 表現につながり 王室に対する 親しみと 尊敬を 深める 作用を生み出すだろう。

自分のルーツに忠実な 言葉を出すということは 当たり前のことのようで なかなか できることではないな と 改めて 驚いてしまう。

すごいことだな と思う。

一方 日本の大学入試は 学力検査が中心の 一般入試以外の選抜方式で 入学してくる人が 過半数を超えたと 新聞に 出ている。

大丈夫だろうか と思ってしまう。

それは ともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように
それを第一に願っていきたい。

■赤とんぼ
山田耕作さんの「赤とんぼ」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。

聴いていただければ幸いです。

もう かなり昔の話ですが イムジチ 合奏団が来日した時 ビバルディの四季を中心としたプログラムの後に アンコールで 赤とんぼ を演奏しました。

いやあ 赤とんぼって こんなに 名曲なのかと あの時に しみじみ思いました。

外国の人から日本の良さを教わることもあると思います。


↓山田耕作さんの 赤とんぼ をカラオケDAMの音源で歌いました。