今日の新聞に岐阜県も27日、つまり明後日から緊急事態宣言の対象地域になると書かれている。
ああ、またか、と思う。
具体的にどのくらいの制約を受けるんだろう。あまり考えたくないけど、、、。
ちょっとショックなのは滋賀県も緊急事態宣言の対象地域になっているということ。
僕の記憶では滋賀県が緊急事態宣言の対象地域になるのはこれが初めてと思う。
実は僕、大阪で緊急事態宣言に巻き込まれた時、息抜きによく滋賀県に行っていた。
それで意外な発見もあった。
たとえば、以前はひとくくりに大津市と思っていたけれど、大津って、どこが中心か意外とわかりにくい場所。
コンサートホールなど文化施設は大津の駅が近い。
しかし、その他にも瀬田 石山などの駅が市内にあり、駅ごとにガラッと雰囲気が変わる。
瀬田は割と下町っぽい感じ。
瀬田の中華料理のチェーン店、本当に下町の店舗という感じの独特の雰囲気があってそれなりによかったな、とか。
ここの駅の売店で、真面目な顔をして商品を探していたら
突然若い男の人に声をかけられた。
「あなた、仏教を信じていますね、私にはわかります」と。
僕、頭が丸刈りだし、おにぎりを買う時も、おかかにするか、昆布にするか、シーチキンマヨネーズにするか、鶏めし五目煮するか、わかめにするか、結構商品をじっと見ながら真面目に考える癖があるので、きっと神妙な顔をしていて、仏教を信じているように見えたのだと思う。
まあ、実際に仏教も信じているけれど、いわゆる仏教徒ではないので、「仏教を信じていますね」と言われてもこまってしまう。それに、ちょっと、ほんの少しだけ危ない感じの人だったので、僕は何も言わすに軽く会釈してその場から立ち去ってしまった。
※危ない人、というのは別に怖い人と思ったわけではないのでその点は付記しておきます。
でも、瀬田の駅ってなぜか妙にそんな人もいそうな雰囲気があるのもまた事実でおもしろいなと思った。
石山もまた瀬田とは雰囲気が違う、瀬田よりも雰囲気が小綺麗。
具体的な会社名は忘れてしまったけれど、名前を聞けば誰でも知っているような有名な会社の工場があった。
有名企業の工場があることと関係あるかはわからないけれど、石山駅の周辺はホントにちょっと小綺麗な感じで、さすがは昔の急行停車駅と思ってしまう。
(父の職業の関係で岐阜と神戸の間を在来線の急行で何度も行き来したので、昭和40年代の滋賀県内の急行停車駅を今でも覚えている。今の新快速の停車駅は、基本、昔の急行停車駅で、それにプラスして新興住宅地の開発が進んだ駅ということになる)
そういえば、昔、「急行の停まる駅にはオーケストラがあっていい」というセリフが出てくるインスタントコーヒーのコマーシャルがあったっけ。確かコーヒーのコマーシャルのキャッチフレーズだった「違いが分かる男」に指揮者が登場するバージョンだったと思う。(なんで、そんなこと覚えてるんやろう、、)
まあ、滋賀県は琵琶湖があるという地理的条件があって、湖沿いに街が発展するから、大津市の中にも東西に、いろんなエリアがあるという感じになるのだと思う。
滋賀県は電車では頻繁に通っていても駅で降りて歩いたことがなかったので結構、いい経験になった。
その滋賀県も緊急事態宣言の対象地域になるのかと思うと、本当に、今も関西にいたら、息が詰まりそうになったとき、どこに行ったらいいのだろうと考えてしまっただろうと思う。
そんな中、パラリンピックも始まったと新聞に出ている。
無事に終わりますように。
緊急事態宣言も無事に過ぎますように。
いちにち いちにち無事に過ぎますように、それを第一に願っていきたい。