新聞にこれからは薬剤師が余る時代が到来する。また大学の薬学部の中にも定員割れのところも出てきている。
所定の6年間で卒業し ストレートで国家試験に合格できる学生は私大では6割に満たず学生の質の低下も懸念されている。
こういった事態を受けて文科省は薬学部の新設 定員増を2025年以降原則として禁止すると新聞には書いてある。
昨今の 調剤薬局などの乱立を見るにつけ ある程度 納得のいくニュースだなと思う。
本当に行政は 時代の波で旗を振って それが振るわなくなると店じまいを促していく。
よく繰り返される光景だなと思う。
近年 特にそういう傾向が著しいような気がする。
本当の意味で計画的に世の中を動かしていくしくみが整っていないのだと思う。
無節操な世の中に見えるけれど その中で なんとか自分なりに真面目に生きていきたいなと思う。
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7月20付の全国紙にこんな川柳が出ている。
「大一番 回し待ったに振り回され」 と。
先日 照ノ富士と 若元春 の相撲が回し待ったで 長い間中断したことを受けた
川柳だと思う。
この川柳自体は 勝負や行司に対する評価は入っていなくて 単に振り回されたという事実だけを歌っている。
しかし、動画サイトを見ると 行司の失態とか 回し待ったで消えた金星とか クリックしたくなる気持ちをそそるような見出しが出ている。
これが 今のようなネットの時代ではなくて 力道山の時代のようにみんなが街頭テレビを見ていた時代、あるいは 家族で相撲放送を見ていた時代なら 行事の失態とか 消えた金星とか そういう話はあまり出てこないように思う。
僕は あの相撲の動画を見たけれど 行司が待ったをかけたとき 若元春の たてみつは完全にほどけてしまっている。
たてみつが完全にほどけるというということは もっと簡潔に言えばまわしが完全にほどけてしまっているということだと思う。
そのまま勝負を続けたら どんなことが起きるか 、、、、。
行司としたら とっさに相撲をとめに動いてしまうことは仕方のないことのようにも思う。
たまたま その瞬間に若元春が動いてしまった 運の悪さもあった。
そして、NHKではないけれど アベーマーテレビというマイナーな放送で解説をしていた三代目若乃花さんは 「これ (行事待ったがなくても)横綱は残せますからね」と言った。
これは 相撲の経験者なら わかることなのだと思う。
僕も あの態勢を見ると 行事待ったで力を抜いていなかったら 照ノ富士は 回しがほどけたとしても 左ですくって右で押っ付ける形で あの寄りは残せるだろうと思う。
そういうのって 長年相撲を見ていると大体わかる。
まあ、街頭テレビの時代 あるいは 家族で相撲放送を見ている時代だったら、 いやあ行事も大変だったね とか いろいろとみんなが直接言葉を交わすことになる。
今は ネットの時代で 見出ししか見ていない人がそれを信じてしまったりとか、、、
あの 回し待ったは ある意味 そういう今という時代を象徴するような出来事だったような気もする。
■郡上節 春駒
岐阜県民謡 郡上節 春駒 をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。
聴いていただければ幸いです。
コロナのため中止になっていた郡上踊りが3年ぶりに規模を縮小して再開したとネットのニュースに出ていました。
いいですね。
ネットで動画をしばらく見ていると昔の感覚がよみがえって 僕もなんだか踊れそうな気がします。
見よう見まねで誰でもなんとか踊れてしまうところがいいですね。
↓岐阜県民謡郡上節 春駒 をカラオケDAMの音源で歌いました。