7月25日という日付を見るといまだに大阪の天神祭りのことを思い浮かべてしまいます。
大阪天満宮の近くに住んでいる会社の先輩に 「天神祭り名物のギャルみこしはどうですか?」と尋ねたら 「最近はギャルみこしをかつぐ ギャルもおらんのですわ」という答えが返ってきたことを懐かしく思い出します。
ネイティブの大阪人だったので そういうテンポのいい会話をする人でした。
仕事でちょっと失敗をやらかすと
「しまった しまった 島倉千代子」とつい言ってしまって そのあと「困った 困った こまどり姉妹」も付け加えてしまって、、、。
僕は それらのギャクは島木譲二さんのものというよりも 会社の先輩のもののような気が今でもしています。
ネットのニュースをチェックすると
「大阪の夏の風物詩「天神祭」で、色とりどりの衣装を着た人たちがまちを練り歩く「陸渡御」が3年ぶりに行われ、多くの見物客などでにぎわいました」と出ています。
祇園祭も 岐阜の郡上踊りも 大阪の天神祭りも 3年ぶりというのが多いですね。
ところで 25日というのは大阪に限らず一般に天神様の縁日です。
岐阜の郡上節にも次のような歌詞があります。
「25日は天神祭りござれ 小瀬子の茶屋で待つ」と。
25日は天神祭りだから来ておくれ 小瀬子の茶屋で待っている という意味です。
田舎のお祭りの日の 楽しみが伝わってくるような歌詞で僕は好きです。
25日は新聞が休みで 夕刊はコンビニで売っていたので買ってきました。
水泳の授業で 紫外線防止のためにラッシュガードを着る場合の許可を得る方法が複雑でいろいな問題がある という記事がトップに来ています。
僕が中学生のころは 夏休みに 色が白いと 「お前 もっと日焼けして体力つけな」という先生もいましたが 今は紫外線を避けようという風潮が強いですね。
僕も 帽子をかぶったりしてほんのすこしだけ紫外線対策をしていますが 本当に僕が中学生の頃は 日焼けが元気の象徴のように思っている人もいたことを思えば 時代は変わったものだなあと思います。
学校のプールのわきには固形の塩素消毒剤が置いてあって 先生が 池の鯉にえさをやるような感じで プールにその固形塩素をまいていました。
みんなが目が痛いという日は お互いに「今日は 先生 ちょっと消毒まきすぎたんやないか」と言っていたりしました。
それで とくに 親から 塩素のまきすぎとかクレームがでることもなく 今から考えるとなんと大雑把な時代だったのだろうと思います。
塩素をまくと言って思い出しましたが
川で まき餌をして釣りをしている人がいて そのことに気づかずに 土手の上から 撒き餌がしてあるあたりに 友達と石を投げて遊んでいたら まき餌をした おじさんが 土手の下から 「こら 魚が逃げるやないか」と言って 土手を駆け上って僕たちの方に突進してきました。
友達が 「逃げろ」と言ったので 逃げました。
本当にあのときのおじさんの 土手を登ってくる形相を思い出すと逃げて正解だったと思います。
それはともかく 一日一日 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。