おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

石垣島の泡盛酒造所巡り

2015-02-09 06:02:24 | 旅行
石垣島には6つの泡盛の酒造所があります。川平湾の『高嶺酒造』さん以外は、石垣市街にあり巡りました。

しかし、残念ながら土曜日でお休みのためどこも外から見たものです。

まずは『八重泉酒造』さん
「滴滴在心(一滴一滴に真心をこめて丁寧に造りあげる)」を合言葉に伝統の製法を守り続けています。徹底した美味追求のため、近代的な機械を積極的に導入しコンピューターによる品質管理を行う一方で、八重山に残る伝統的な直火式地釜蒸留にこだわるなど、それぞれの製法を活かす酒造りを心掛けている様です。


市内から空港へ向かう途中の宮良にある『請福酒造』
泡盛業界で始めて減圧蒸留泡盛を取り入れたり、手造りによる伝統技術「直火釜蒸留法」など独自の泡盛造りを行っています。


請福酒造さんの近くにある『仲間酒造所』、ふつうの家なのでなかなか見つけられず何回も通り過ぎました。
家族だけで泡盛を生産し、銘柄は「宮之鶴」1種類のみ、酒造りの行程は、ほぼ創業当時のままで木製の蒸し機や直火釜の蒸留機は今でも現役で使用している様です。何気ないボトルの表札が目印です。


続いて石垣の街中にある『玉那覇酒造所』
八重山最古の蔵元で 明治末期に首里から分家して石垣島へ渡った様です。
4人のスタッフで麹造り・仕込み・蒸留など製造工程の殆どを手作業で行い、丹精込めた泡盛造りを心がけています。銘柄『玉の露』だけです。


同じく石垣の街中にある『池原酒造所』、3人のスタッフで一貫して手作業で行い、蒸留は直火釜、醸造は添加物なしの100%天然醸造にこだわった泡盛造りの様です。銘柄は通好みの『白百合』で古風味豊かな泡盛です。



石垣島の泡盛酒造所を回って感じたのは、蔵元の2極化が進んでいることです。近代化し設備を増強してボリュームで勝負の蔵元と頑固に職人気質で昔ながらの手造りを守りる蔵元に分かれてきたと思います。池間さんを訪れた時、スタッフのご年配の方々が帰るところで写真を撮らせて頂きました。

これから泡盛蔵元の淘汰の時代がやってくるかもしれませんが、伝統ある香りや味わいの泡盛は残して頂きたいですねぇ!


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